「学歴不問」とはどういう意味なの?求人広告で見かける「学歴不問」はウソ?

みなさんは、求人広告でよく見かける「学歴不問」の本当の意味を知っていますか?実は、「中卒以上」、「高卒以上」とはまったく違うのです!違いをしっかり理解して自分に合った求人を見つけましょう!ここでは、「学歴不問」の求人が多い職種や、「学歴不問」の求人に応募する際の注意点などをご紹介します!学歴が無くても大手企業に就職可能!?

「学歴不問」の意味とは?

学歴不問とは、中卒、高卒、大卒など学歴関係なく採用することです。
高卒以上の場合だと、高校中退、中卒の人は応募や採用は不可ですが、学歴不問の場合はどの方でも応募することができ、採用されることがあります。

学歴不問の求人が多い職種

  • コールセンター
    コールセンタ—の求人はほとんどが学歴不問です。体力が必要ではないので、体力に自信がない方も安心して働くことができます。
    また、平均年収は約384万円で、月給換算すると32万円と高収入です。電話での応対のため、髪色や服装に規定がなく、シフト制のため自由に働くことができます。日払いや週払い可能なところもあるので自分にあった働き方の求人を見つけやすいでしょう。
  • 営業
    営業は人柄重視での採用が多く、学歴不問での募集が一般的と言われています。色んな人と接するのが好きで、相手目線で物事を考えられるような、体力や気持ちがタフな方に向いています。モチベーションに繋がりやすく、歴が浅くてもがんばり次第で高収入を目指せます!未経験からでも始められることが多く、知識を身につけてスキルアップできる職種です。
  • 製造業
    お客様との対話が少ないため、コミュニケーションが苦手な方でもできる仕事です製造業の中でも検査・検品、仕分けなどの仕事は力を必要としないので、女性シニアなど様々な方が活躍しています。単純作業が得意な方、モクモクと作業ができる方ミスなく正確な仕事ができる方にオススメの職種です。
  • 警備員
    学歴不問、未経験歓迎の求人も多く、資格手当がある企業もあります。また、資格支援制度がある企業もあるので、未経験からでもキャリアアップができる職種です。警備員の中でも特に学歴不問の求人が多い仕事は、交通誘導施設警備です。工事現場などで、歩行者や車の誘導をするのが、交通誘導のお仕事です。施設警備は、商業施設やビルなどで巡回や関係者入り口の受付業務などを行うお仕事です。業務によっては体力が必要ないので、女性シニアの方も活躍できます。

学歴不問でも正社員になれる!?

学歴不問でも正社員を目指せるのか

正社員として働くことは可能です。資格があれば正社員として働ける企業もありますし、未経験人と接するのが苦手な人でも、正社員として働ける企業はあります。また、飲食店などではアルバイトをしたのちに正社員として働くことができ、事務スタッフもPC未経験の方を募集しているところがあります。ドライバーの募集も多いので運転免許を持っていた方が有利です。

大手企業ではたらくには

コールセンター、営業、製造業以外でも資格や経験があれば、学歴不問の企業も多いです。専門性に特化している、例えばTOEICの点数が800点以上や、運転免許を所持している人などを募集している時があります。また、経験がある人は、どのくらいの年数働いたか、具体的にどのような仕事に携わったのかを面接時にアピールできると、企業に良い印象を与えることができるでしょう。

学歴不問で英語は必要か

結論からいうと必要はないです。ただ、英語が話せたら職業の幅は広がります。航空関係のお仕事、ホテルスタッフ、英語の塾講師など英語が話せることを活かして仕事に就くことができます。

企業が学歴を重視しない理由

  • 人柄重視である
    学歴では見ることのできない、内面を重視して採用しています。例えば、接客業なら明るい性格で笑顔が自然な人周りを見て行動できる人などの人材を探しています。また、社風によって協調性がある人が欲しいというような状況の時も例外ではありません。
  • 応募者を増やしたい、若者を採用したい
    採用の前に応募者が少数の為、応募者を増やしてその中から選んで採用したいということです。また、体力があり、長期で続けてくれそうな若者を求めている時もあります。
  • 未経験者を募集し、サポート体制も充実している
    知識ゼロの人を取り入れ、知識がついてないからこそ、前の癖などがなく、新しく仕事を覚えてもらった方が戦力になるからです。また、研修期間は二人体制で教えてもらいながら業務を行うなど、サポート体制が充実しているので、未経験者をしっかりと育てられる自信があるから、未経験者を取りたい企業も少なくないです。

学歴不問の求人応募する際の注意点

アピールポイントを明確にする

企業側は学歴で見ていない分、人柄ポテンシャルスキルをみて採用か不採用かを判断します。そのため、自分の持っている資格だけでなく、強みを具体的にアピールすることが大切になります。また、これまでの経験から何を学んだかも話せるとアピールの一つになります。

高学歴を優先して採用することがある

学歴不問と書いてあるものの、「学歴不問」という言葉に法的拘束力はないので高学歴の方が採用に有利になることもあります。「中卒不可」とは書いていませんが、実際に中卒を採用しないということもあります。

学歴や経歴をごまかさない

中退や進学しなかった理由を正直に話す方が、印象が良くなります。嘘をついて不信感が生まれ、不採用の可能性もあるので面接時に聞かれたら、正直に話した方が良いです。経歴や資格も同様に素直に答えるのが良いでしょう。学歴や経歴を詐称した場合は、採用が決まった場合でも内定取り消しになる可能性があるので気を付けましょう。

警備員は学歴不問の求人が多数!

警備員の仕事は難しそうというイメージがあるかもしれませんが、警備員の求人のほとんどは未経験者歓迎学歴不問です。また、研修制度も充実していて、先輩がしっかりとサポートしてくれるので、幅広い世代が活躍している職業です。資格支援制度や資格手当がある企業もあるので、学んだことがそのまま成果になり、仕事のモチベーションにつながりやすいでしょう。
また、立ちっぱなしや重いものを運ぶ職業と思われがちですが、実際には体力が必要ない警備のお仕事も多いです。施設警備のお仕事は、モニターの監視や関係者入り口の受付スタッフなどの業務を行っているので、座っていることが多いです。また、立哨業務(立ちっぱなし)はありますが、一日中ずっと立ちっぱなしということはなく、入り代わりで業務を行うので体力がそこまで必要ではありません。

警備求人を探してみよう!