【2023年版】人間関係の悩みを払拭?人と関わらない仕事をご紹介!

長い社会生活の中で、人間関係のストレスを感じた人は少なからずいるのではないでしょうか?
実際、人間関係が原因で仕事や学校を辞めるケースも多く、人によっては精神的に病んでしまうこともあります。
そういった原因を作らないようにするには、仕事上でなるべく人と関わらないのも重要なポイントになってきます。

この記事では、「人と関わらない仕事」と「メリット・デメリット」をご紹介します。

人と関わらない仕事は増加傾向にある

基本的に仕事というのは多くの人が関わり、進めていくことが当たり前とされています。
しかし、近年では人と関わらない仕事は増えてきており、働き方が変化していることが垣間見えます。

その理由としては、「企業が在宅ワークを取り入れ始めた」「遊びや趣味でやっていたことが仕事に繋がりやすくなった」「コミュニケーションを取ることが苦手」など、様々な理由が挙げられます。

ケビーボ君
ケビーボ君
詳しく見ていきまショウ!

どこでも仕事ができるようになった

近年はインターネットやSNSの普及によって、在宅でできる仕事が増えており、職場に行かなくても働けるようになりました。
また、新型コロナウイルスで出社が困難になったことにより、テレワークを取り入れる企業が増加し、今では在宅勤務という形が特別なものではなくなりました。
しかし、メールやチャットツールなどでコミュニケーションを取る必要もあるため、完全に人と関わらないという訳ではなく、直接人と関わる機会が減ったというのが言い方としては正しいでしょう。

趣味や遊びを仕事にする人が増えた

デザインや動画の編集スキルなど、今まで趣味や遊びで行っていたことも、ビジネスとしての需要が増えました。
クラウドソーシングサイトでは、イラストやライティング、動画作りやH P作りなどの仕事が掲載されており、自分の持っているスキルで収入を得やすくなったのではないでしょうか。
また、自身の趣味や遊びの知識を動画にまとめて、YouTubeなどにアップして収入を得る人も増加しました。
このように、自分だけで仕事が完結する場合はあまり人と関わる機会もなく、マイペースで働くことができます。

仕事以外のコミュニケーションが面倒

全ての人に当てはまる訳ではありませんが、飲み会やランチ、接待など、仕事以外でも社内の人と関わらないといけない場面にストレスを感じる人も少なからずいます。
そういう人たちからすると、人と関わる機会は極力減らしたいと思いますし、出社すればその可能性が増えてしまうので、在宅ができる仕事なのであれば在宅勤務を選び、個人で完結できる仕事があるのなら、そちらを選ぶでしょう。
このように近年ではプライベートと仕事を分ける人も多く、そういう傾向が人と関わらない仕事が増えている理由かもしれません。

人と関わらないにも種類がある

一概に“人と関わらない”と言っても、「接客をしたくないのか」、「社内の人と話したくないのか」など、仕事上のどういった部分で人と関わりたくないのかによって、捉え方は変わってきます。
例えば、人前で話すのが得意ではない人にとっては、人とのやり取りがメインになる仕事は苦になるでしょうし、協力して何かを行うのが苦手な人にとっては、1人で没頭できる仕事の方が向いていると言えるでしょう。

それでは、職種によってどのように異なるのか見ていきましょう。

顧客と関わらない仕事

「顧客」つまり「お客さん」と関わらない仕事ということです。
この場合、社内の人と話す方が多く、あまり外部の人と関わることなく仕事をすることができます。

・ 経理

従業員の給与計算や勤怠管理、請求書や領収書などの発行や経費の精算などを行います。
社内の人と関わる機会が圧倒的に多く、社外の人と関わることが少ない仕事です。
支払い時や請求時に確認事項等あれば、取引先とのやりとりが発生することもありますが、対面で接する機会は少ないと言えるでしょう。

・工場作業員

主な仕事は、工場内でのライン作業やピッキング作業などです。
基本的には1人で行う作業が多く、仕事中の会話はあまり多くありません。
また、扱うものが部品などのため、接客の必要性がないのもこの仕事の特徴ではないでしょうか。

・新聞配達員

配達自体は基本的に1人で行う作業なのでマイペースに行うことができ、朝刊であれば配達時間が朝早く、起きている人もまばらなので、配達先の住人と会話を交わすことはほとんどありません。
しかし、正社員の場合だと集金やセールスの仕事も行うことになるため、雇用形態には注意する必要があります。

社内の人と関わらない仕事

社内の人、つまり「上司」や「同僚」と関わることが少ない仕事となります。
接客など外部の人たちとの関わりは多少ありますが、社内の人とのコミュニケーションは少なく、苦手な人との付き合いなど、社内で起こるストレスは避けられるでしょう。

・ タクシードライバー

研修などの際は上司や先輩が同乗することになりますが、独り立ちしてしまえば、常に1人で行うことになるので、社内の人と関わることはほぼありません。営業所での点呼や車両点検などの際に話すこともありますが、すぐに勤務エリアに移動や退勤となるため、密接に関わることはないと言えるでしょう。

・ ガス・電気検針員

担当地域の顧客を戸別に巡回して、ガス・電気メーターを検針する仕事です。最初の数カ月は先輩と回るので、仕事上の会話が発生しますが、その後は社外に出て1人で黙々と作業をするため、検針先で顧客(住人)などと話すことはあっても、社内の人間との会話はほとんどないと言えます。

・清掃員

担当する企業のビルや事務所内、マンションを清掃する仕事です。
仕事を覚えるまでは先輩社員に教えてもらいながら行いますが、独り立ち後は基本的に1人で進めることが多く、掃除場所も自社ではないので、社内の人間と関わることはそこまで多くありません。

在宅で完結する仕事

そもそも「出社」の概念がなく、個人だけで完結してしまう仕事のことです。
出社がないので人との直接的な関わりは極端に少なく、コミュニケーションをとる場合はおおよそメールや電話などでのやり取りとなります。
そのため、対面でのコミュニケーションが得意ではない人にとっては、仕事がしやすい環境と言えるでしょう。

・ WEBライター・WEBデザイナー

WEB上に掲載される記事を書いたり、サイトを作ったりする仕事のことです。
これらの仕事は働き方によって、人との関わり方が変わってきます。
企業に所属している人は、出社が義務付けられている場合、ミーティングなどで社内の人と関わる機会が多くなってしまいますが、在宅勤務があれば人との会話は少なくなります。
また、フリーで働く場合は、作業をする人間が自分1人なので、クライアントとの打ち合わせなどがない限り、対面でのコミュニケーションはほぼないと言えます。

・ YouTuber

「YouTube」に動画をアップして、その収益で生活を送る人達のことです。
配信者は“人に見てもらう”という点では、間接的に人に関わっていますが、動画を作る作業自体は基本1人で行うため、体感的には人に関わっていないように感じるでしょう。
しかし、チャンネルの規模が大きくなると工数的に大変になるので、チームを組んで作業を行うYouTuberはチーム内でのコミュニケーションは大切になってきます。

・アフィリエイター

個人ブログやS N Sなどで、商品やサービスの広告を掲載し、そのページをクリックしたり商品購入やサービスの申し込みがあった場合に、その収益を受け取れるといった仕事です。
アフィリエイトの知識があれば全て個人で完結できる仕事のため、ほとんど人と関わらないと言えるでしょう。

警備員の場合は…

ここまで人との関わりが少ない仕事を紹介してきましたが、警備員も人との関わりは少なく、接客なども特にないため、どちらかといえば“顧客と関わらない仕事”仕事に分類されます。

しかし、職種や勤務時間によっては、顧客との関わり方や頻度も変わってくるので、どちらとも言えないというのが正直なところです。

ケビーボ君
ケビーボ君
どのような部分が変わってくるのでショウ?

それでは、警備員の大半を占める「施設警備」と「交通誘導警備」を比較していきましょう。

●施設警備の場合

施設警備はオフィスビルや商業施設など、人が出入りする建物の警備が主な仕事です。
基本的に施設警備はチーム(班)で動きますが、巡回や立哨などの作業は1人で行うことが多いため、社内の人との関わりは薄い傾向にあります。
また、顧客との関わり方は、就業場所によって変わってきます。
オフィスビルの場合、受付業務(出入管理)などでは施設利用者との接点はありますが、業務的な会話や挨拶がほとんどです。
逆に商業施設などでは、利用客から施設のことを聞かれたりすることもあるので、オフィスビルの警備よりも接客感が増すことになります。

●交通誘導警備の場合

イベント時や工事現場の案内・誘導などがメインの業務となります。
単独で動く上に勤務地も固定ではないことが多いので、社内の人とのコミュニケーションは施設警備以上に少ないと言えます。
その反面、イベントに訪れた人や運転手に、「道の案内」や「注意喚起」などを促すので、外部の人たちと関わる機会が多い傾向にあります。
事故や事件などのアクシデントさえ起きなければ、特別な対応は求められませんが、極力お客さんと関わりたくないと思う人にとっては苦痛に感じるかもしれません。

● 日勤・夜勤で変わる

施設警備・交通誘導警備のどちらにも当てはまりますが、日中は施設の利用者も交通量も多く、必然的に人と関わる機会が多くなります。
その点、夜は人通り自体が減るため、社外の人と関わることが格段に減ります。
必然的に1人でいる時間が増えるので、集中力の持続が課題となりますが、1人で黙々と業務をしたいという人は夜勤の方が向いているでしょう。

人と関わらない業務のメリット・デメリット

人と関わらないことで良いほうに傾くこともありますが、悪い方向に向かう可能性も考えられます。
ここでは、そのメリット・デメリットを見ていきます。

メリット

「人間関係の悩みが少ない」

2021年にある企業が行った「職場ストレスの原因ランキング」では、「職場に苦手な人がいる」と答えた人が500人中227人もおり、ランキング上でも1位となりました。
このランキングが示している通り、人間関係は仕事上に大きな影響を及ぼしており、ストレスを抱えながら仕事をしている人が多いことが分かります。
その点、人と関わらない仕事はストレスの原因自体を排除しているので、穏やかな気持ちで業務に臨むことができます。

「マイペースに仕事を進められる」
協力して作業をすること自体が少ないので、足並みを揃える必要がなく、誰かの顔色をうかがいながら作業することはありません。
もちろん全ての仕事が当てはまる訳ではないですが、ほとんどが自分のペースで進められる仕事なので気軽に働けるでしょう。

デメリット

「単調な仕事が多い」

人と関わらずにすむ仕事は、単調かつ肉体労働が多いです。
単調な業務なので「簡単にできる」というメリットはありますが、今後、別業種への転職を考えたときにスキル不足などで不採用となることも増えるでしょう。
また、年齢を重ねるにつれ、肉体労働は困難になっていくため、ずっと続けるのは現実的でないと言えます。

「収入面で困難が生まれる」

大体の業務が簡単な分、給与が低く、収入面で困る可能性があり、年齢に応じてスキルなどを磨いていかなければ、収入が飛躍することは難しいと考えられます。
また、フリーランスで働いている場合は、仕事の量が不安定なので毎月決まった収入が約束されるわけではなく、状況によってはWワークなどで生計を立てていく必要性があります。

どんな形であれ、完全に人と関わらないのは難しい…

今回ご紹介した仕事の他にも、人と関わらない仕事は世の中に多く存在しています。
しかし、どの仕事も関わりを極力減らすということはできるものの、全く人と関わらないというのは非常に難しいのが現実です。
まずは、「なぜ人と関わりたくないのか」をしっかりと自己分析し、自分が思う“嫌な関わり方”を見定めましょう。
それが分かれば、おのずと自分に合った仕事に近づけるのではないでしょうか?

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