【最新版】警備会社の売り上げランキング・警備業界の現状を紹介します!

「どのような警備会社が売り上げの上位なのか?」

このような疑問を持っている方も多いと思います。
警備会社の中でも、テレビCMを流しているような大手企業もあれば、地方の小さなエリアで運営されている会社もあります。

この記事を読めば、警備業界の現状・売り上げランキングが分かるので、ぜひ最後までご覧ください。

警備業界の現状は?最新の情報を紹介

2020年に発生したコロナウイルス感染拡大は、2020年東京オリンピック大会の延期など、警備業界にとっても重大な影響を及ぼしました。

もともと東京オリンピックでは大勢の外国人来日者への対応も含め、大会運営に関わるさまざまな場面に対応するために警備要員への需要が高まっていました。

2021年の東京オリンピック開催に際しては、一般の外国人観光客が観戦できないことが決まり、海外からの来日は選手を含めた大会関係者のみに限られることとなったため、当初の計画に比べて警備員の必要性は大幅に減少しています。

とはいえ、警備員への需要が減る一方にあるというわけでもありません。2021年現在、警備員への需要は復調の傾向にあります。

2020年中に延期されていた各種大会や工事が再開されるにつれ、警備員を募集する動きが再び活発になってきました。

また、コロナウイルスの感染拡大防止を図るさまざまな社会的取り組みに対応して、警備員にとっても新たな役割を求められるようになってきています。

たとえば、「三密回避」の取り組みへの一環として、一つの場所に多数の群衆が集まりやすい施設や公共の場所において、多数の人が混雑する状況を防ぐために歩行者の流れをコントロールするといった役割が必要となっています。

警備業界においては雑踏警備など、従来から歩行者の誘導が重要な役割を担ってきましたが、ここに「感染症拡大防止を目的とした歩行者の誘導」という目的が加わることで、新たな仕事が生まれたことになります。

以上のような新たな役割の登場も相まって、長期的に見れば警備員への需要はむしろ高まってくることが予想されます。特に大手の警備会社においては今後も継続的な人員募集が続くでしょう。

【2020年度版】警備会社の売り上げランキング

企業の規模や業績についてチェックするうえで、もっともわかりやすい指標のひとつが「売り上げ」です。

ここでは警備会社の売り上げについて、ランキング形式で紹介していきます。

警備業の業界誌『警備保障タイムズ』によると、2020年期の警備会社の売り上げランキング上位4社は以下の通りです。

1.セコム      (3989億2930万円)

2.綜合警備保障   (2432億6500万円)

3.セントラル警備保障  (556億9600万円)

4.朝日セキュリティ     (472億5902万円)

上位4社の売り上げはいずれも昨年比(2019年比)で増収となっています。

参考:警備保障タイムズ

ランキング上位の警備会社を紹介

売り上げランキングで上位にランクインしている4社について、それぞれ解説していきます。

セコム株式会社

セコムは防犯や火災など「安全・安心」を守るシステムの事業に据えている警備会社です。長嶋茂雄さんが出演しているCMで何度も目にしたことがあるのではないでしょうか?

個人のお家を守るホームセキュリティ事業の他にも、法人顧客を対象に、オフィスの警備や防災といった業務も手掛けています。

人員を派遣して行う警備業務の他にも、防犯用システムの開発などで業界のリーディングカンパニーとして認知されています

さらに、在宅医療サービスとしての「メディカル事業」や損害保険事業など、警備会社としては非常に幅広い事業展開を行っており、社員である警備員にとっても広い活躍の場が提供されていることが魅力といえます。

綜合警備保障株式会社(ALSOK)

綜合警備保障(ALSOK)の名前でも知られています。レスリングの吉田沙保里選手や伊調馨選手が出演してALSOKの社名を連呼するCMは非常に印象的です。

吉田選手や伊調選手はタレントとしてCMに出演しているわけではなく、ALSOK広報部の社員として所属しています。

このおふたり以外にも、複数のアスリートを社員として抱えているのがALSOKです。社内の広報部に有名人を揃えている点は大企業ならではでしょう。

ALSOKも個人宅の警備から法人を対象とした施設警備まで幅広い警備を手掛けていますが、特に強みとするのが金融機関などを対象とした現金輸送車の警備です

現金・貴重品の警備は万が一犯罪被害に遭ってしまった際に極めて多額の被害が出てしまうことや、犯罪のターゲットとなりやすいこともあり、信頼性の高い警備会社が厳重な態勢を敷いて担当しています。

ALSOKもまた、非常に多くの顧客から信頼を集めている企業です。ALSOKの知名度が高いのは華やかなCMのおかげだけではなく、ALSOKを信頼している顧客が数多くいるおかげといえるでしょう

セントラル警備保障株式会社

セントラル警備保障は1966年に設立されて以来、50年以上の歴史を持つ老舗の警備会社です。ビートルズの初来日講演の際、セントラル警備保障が彼らの身辺警備を行い、講演の成功を裏方で支えました。

以来、セントラル警備保障は要人の警護やオフィスビル等の施設警備などを中心として実績を重ねてきました

1997年にはJR東日本と業務提携を結び、JRの主要駅やJRが運営するショッピングモールでの警備業務を行なっています。

また、警備業界では初となる警備員専用の研修センターを設立するなど、人材の育成に力を入れている点がセントラル警備保証の特徴です。

株式会社アサヒセキュリティ

全国20箇所に事業所を構える警備会社です。アサヒセキュリティは業界一位のセコムの子会社にあたります。「貴重品運搬警備業務」と「金融流通警備(売上金精査・入金業務)」に特化した業務を行なっています

「貴重品運搬警備業務」は主に金融機関の間での現金輸送や、宝石、美術品などの貴重な品を安全に輸送する業務です。輸送中や輸送前後の襲撃を防ぐため、重装備した警備員が警護を担当し、車両も「現金輸送車」と呼ばれる頑丈な専用車両を用いて実施されます。

「金融流通警備(売上金精査・入金業務)」はやや特殊な業務で、主には企業の売上金を回収して顧客の口座への入金を代行する業務などを行なっています。企業にとっての重要な資産である売掛金を安全に収集して顧客の口座へ届けるのが使命です。

もともとアサヒセキュリティは、かつての流通大手である株式会社ダイエーの子会社として設立され、ダイエーグループ内の現金輸送会社としての役割を担っていました。

現金の輸送は肉体的にも非常にハードであり、現金輸送に使われる現金袋を銀行員が持つと「一回でギックリ腰になった」という話が聞かれるほど肉体への負担が重い仕事です。

金融流通警備は非常に重要性が高くやりがいのある仕事ですが、従事する警備員には非常に強い体力と責任感が求められます。

まだまだ需要がある警備業界

警備員としての働き方は、1962年にセコムの前進である「日本警備保障」が設立されて業務開始して以来、およそ60年にわたって業務を提供してきた歴史があります。

近年、さまざまな業種の業務がAIに取って代わられる可能性があると話題になっていますが、警備はまだまだ人間が行う必要性が高く、今後も安定的な需要がある業種であると考えられます。

とはいえ、需要が高まってるからといって簡単に入社できるとは限りません。
志望動機や自己分析など行い、どの企業の選考を受けるのか・対策などが必要がです。

もしも「どの警備会社に入るべきか迷っている」という状況であれば、この記事のランキングや業績を判断の材料に加えてみてはいかがでしょうか。

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