交通誘導警備を知ろう!仕事内容からメリット・デメリットも!

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交通誘導とは、正式名称を「交通誘導警備」といい、民間警備会社の行っている警備業務です。

また、交通誘導警備に従事している警備員の方を「交通誘導員」と呼ぶこともあります。

主な現場としては、街中の工事現場や建築現場などが主となっているため、日常生活を送る中で交通誘導警備を行っている警備員の姿を見かける事は多いのではないでしょうか。

しかし、具体的にどんな仕事をしているのかなどは、警備業界や交通誘導警備の経験者でないと、知らないことが多くあると思います。 今回は、よく目にするけれどあまり知られていないであろう「交通誘導警備」の詳しい仕事内容から、働くうえでの気になる点など、交通誘導警備に関する、さまざまな事をご紹介します。

交通誘導警備の仕事内容

交通誘導警備の業務って?イメージ

赤い棒(誘導棒)を持って、車を一時通行止めにしたり、歩行者などの通行を止めたりしている姿を見かけたことのある人は多いかと思いますが、交通誘導警備の仕事は読んで字のごとく、“交通”を“誘導”するのが主な業務となっています。

具体的に説明いたしますと、公道や工事現場や建築現場などで、車両や歩行者の方へ「停止」や「進行」をお願いし、交通を円滑に進める業務です。こういった作業を繰り返し、交通事故や渋滞などのトラブルが起きないように注力します。交通誘導員の働きが、円滑かつ安全な交通を生んでいるといっても過言ではありません。

見かけたことがあるかと思いますが、交通誘導は、誘導棒・手旗・警笛といった道具や、身振り手振りを交えながら行います。現場によって多少の差はございますが、基本的な業務は上記のような内容となっています。

交通誘導員の装備

  • 制服

警備会社ごとに用意されている制服を着用し従事します。

  • チョッキ

通行する車両などに対して、自身の存在をアピールするために着用します。夜間の勤務の時などには、こちらを身に着ける事で事故に巻き込まれる可能性が大きく減少いたします。

  • ヘルメット

工事現場等の近くでの業務となるため、安全確保のために着用します。

  • 誘導棒・手旗

警備員が持っているのを見かけたことがある方も多いかと思いますが、こちらの道具を使用して、車両や歩行者の通行を止めたりなどの誘導業務を行います。

  • 警笛

危険を知らせるときや、車の停止などを行うさいに使用します。 動きだけで伝わらない時などに非常に有効であり、交通誘導業務に欠かせない道具の一つ。

  • トランシーバー

複数で業務を行っているときなどに、他の隊員とのやり取りを円滑に行うために使用します。現場によっては隊員ごとの距離が離れている場合があるのでそういった現場では重宝されます。

  • 安全靴

車や歩行者と密接に関わるため、業務をする際には安全靴を着用いたします。 安全靴であれば、万が一の際にもつま先へのダメージは最小限で済み、動きやすいため重宝されています。

他にも、天気の悪い日には雨具などを着用したり、冬場の勤務の時には防寒対策として、手袋やコートなどを着用し勤務するなど、体調管理に気を使った制服や道具が用意されていたりすることが多いので、工夫を凝らせば、暑さや寒さに対してある程度は対応できる環境であるといえます。 夏の暑い時期であれば、「空調服」という制服を使用し、暑さ対策に応じている警備会社もあります。

交通誘導警備員として働くには?

交通誘導警備に限った話しではないですが、警備員を始める前には、「新任研修」という研修を所属した警備会社で行う必要があります。

こちらの研修は、経験年数などによって受講する時間に違いがあるのですが、全くの未経験から始める場合は、20時間以上の研修を事前に受ける必要があります。

実務や座学などを通して、道具の扱い方や身体の使い方を学び、実践に向けて知識を蓄えます。日数にするとおおよそ3日~4日となっており、各警備会社によって異なります。 「新任研修」を受講したのち、警備員として現場に配属される流れとなります。

交通誘導警備に限らず、警備員として働くには警備業法欠格事由に該当していないことが条件となり、条件は下記の内容となっております。

  1. 18歳未満の方
  2. 成年被後見人、被保佐人、破産者で復権を得ない者
  3. 禁錮以上の刑や、警備業法違反罰金刑での執行を終わる等して5年を経過していない
  4. 最近5年間の間に警備業法に関わる違反をした者
  5. 単独・集団に関わらず暴力的行為等で警備業の掲げる規則に抵触する可能性がある者
  6. 暴力団(反社会勢力)などと関わりのある者
  7. アルコールや薬物(麻薬・覚せい剤)などの中毒者
  8. 精神疾患などで業務を正確に遂行するのが難しい

上記の内容に該当しない方であれば、警備員として働くことが可能です。

交通誘導警備のメリット・嬉しい点といえば…

メリットのイメージ

メリットその①:世代に関係なく始めやすい!

警備業法という法律により、「18歳以上かつ高校生不可」という決まりはございますが、そちらさえクリアしていれば世代や性別に関係なくチャレンジできるのが交通誘導の魅力です。

20代~70代程度までの幅広い世代の方が、現在も交通誘導員として勤務しています。 Wワーク・定年後の仕事としてなど、さまざまな理由から警備員を始める方は多く、シニアやミドル世代の未経験者の方でも、始めやすいのが交通誘導警備です。

メリットその②:日給が高い!

警備会社にもよりますが、実働8時間で勤務する際の日給は、日勤で9,000円~11,000円前後。夜勤であれば日給10,000円~13,000円前後を1回の勤務で稼ぐことが出来ます。

あまり高くないと感じてしまう方もいるかと思いますが、交通誘導警備の場合、“仕事が早く終わる”場合が多々あります。

なぜ、勤務が早く終わる場合があるのかというと、交通誘導警備の現場となる工事現場などですが、工事を行うには、警察への申請が必要となっており、事前に何時まで作業を行うといった事を申請しているのです。

申請した時間以上の作業を行うことが出来ないため、予定よりも早く終わることが多くなるのです。

工事などの作業が終われば、警備員の業務も合わせて終了となるため、規定の時間よりも早く終われることが多くなり、自然と、予定よりも短い時間で稼げる環境が出来上がるのです。 また、実際に働いている人の中には、「1時間で終わった」という方も居て、現場の状況によっては、短時間での高収入が見込めます。

メリットその③:日払い・週払いへ対応している!

多くの警備会社で、日払いや週払いの制度は存在しており、交通誘導警備であれば、ほとんどの警備会社が日払いや週払いに対応しています。会社によっては、勤務したその日のうちに、ATMなどから日給の一部を引き出すことも可能です。 「急にお金が必要になった」「〇〇日までにいくら欲しい」、こういった時にでも、働いた分の給料がすぐに手に入る交通誘導警備であれば臨機応変に対応できるでしょう。

メリットその④:柔軟なシフトで働ける!

交通誘導警備は、毎週決まったシフトで勤務という所よりも、自分の働ける日を警備会社にメールや電話などで申請し、申請した予定に合わせて、警備会社から現場を紹介してもらい勤務するというのが一般的です。

重要なシフトの日数なのですが、多くの警備会社が週1日~2日程度からのシフトで求人を出していることが多いです。こちらは他の警備の職種でもあるのですが、週1日~などの求人は、警備全体を通しても、交通誘導警備が圧倒的に多いです。

そのため、自分の予定に合わせながらシフトを組むということも比較的容易に出来るので、プライベートとの両立も図りやすく、Wワークや学生の方にもオススメの仕事ですし、シニア世代の方でも少ない日数で無理なく働けます。 シフトの申請が1週間ごとなのか、月ごとなのかは警備会社によって異なりますので、事前に把握しておきたいという方は、事前に電話で問い合わせたり、面接時に聞いてみたりして、あらかじめ把握しておいたほうがいいでしょう。

交通誘導警備のデメリット・大変な点といえば…

デメリットのイメージ

デメリットその①:現場がコロコロ変わってしまう事がある

道路工事や工事現場での勤務がメインとなるため、常に同じ現場で勤務をするというのが難しい場合があり、警備会社の請け負っている現場の中から、現場を紹介されるという流れになるため、勤務するたびに現場が変わってしまうという可能性も0ではありません。 もちろん、出来る限り希望は考慮していただけますし、大きな現場などであれば数年間現場が変わらないといった事もありますが、交通誘導員として働くのであれば多少の覚悟が必要です。

デメリットその②:給料が天候に左右される事がある

工事現場などは、雨天の時などに作業を進める事が出来ないと判断された場合、現場での作業が行われずにお休みになる場合があります。そうした場合、現場が動かなくなり、警備員を配置する必要もなくなってしまうため、仕事が休みになるという場合があり、こうした突発的に働けない状況が続いてしまった場合、「予定よりも働けずに稼げなかった」という問題が発生する場合もあります。 こういった問題を少しでも軽減するために、天気予報などはこまめにチェックして、天候に左右されないような働き方を目指すのが良いでしょう。

デメリットその③:事故に巻き込まれてしまう可能性がある

交通誘導警備員に限らず、日常生活を送る中でも十分に起きる可能性はありますし、仕事によっては更に危険な仕事もあるかと思いますが、交通誘導警備は付近を通行する車両や工事現場などの近くに常駐しているという観点からも、デスクワークなどに比べると、事故に巻き込まれる可能性や、自身が事故の原因となってしまう可能性が高いといえます。

こんな人は交通誘導に向いている!

交通誘導に向いている人のイメージ

忍耐力のある人

交通量の少ない現場などの場合、長時間ただ立っていなければいけないなんて事もあります。そういった状況でも、サボらずに忍耐強く頑張れる方であれば交通誘導に向いているといえますし、“暇”な時間も仕事としてしっかりとこなせる自信のある方であれば、無理なく稼げる環境ともいえます。

責任感のある真面目な人

周囲に気を配り、事故や事件などを未然に防ぐのも警備員の大切な仕事であり存在意義あり、一瞬の判断が大切になるような現場に出くわすことも0ではありません。そのため、状況に関わらず、真面目に業務をこなせる方に向いているといえます。 逆に、適当に仕事をこなしたり、他の事を考えてボーっとしてしまったり、集中力に自信のない方には、少し難しいかもしれません。

コミュニケーション力に自信のある人

「一人で黙々と作業しているだけで良いのでは?」と、思われがちなことも警備員なのですが、実際はそうではありません。交通誘導であれば、通りすがりの人に道を聞かれる事や、車の停止などをお願いするときにドライバーへお声がけするなんて事もあります。 また、現場によっては他の隊員と連絡を取り合いながら業務を行ったり、短気な方からクレームを言われてしまうなんて事が起きたりもするので、人と話すのやコミュニケーションを取るのを苦に感じないのであれば、交通誘導警備員に向いているといえるでしょう。

交通誘導警備に資格はあるの?取るとどうなる?

交通誘導に資格はあるの?のイメージ

警備員の資格は、1号~4号の警備区分ごとに、それぞれ専門の国家資格が存在しており、交通誘導警備員に関連する資格は、『交通誘導業務検定』と呼ばれており、『1級』と『2級』の2種類が存在しており、2級の資格は「新任研修」を受けたのち、特別講習というのに合格すれば取得できますが、1級の資格を取得するためには、「2級資格を取得した現職の警備員が、当該警備業務に1年以上従事する」、こちらの条件を満たしたうえで1級の資格取得試験を受ける事が出来るようになります。 ひとまず、交通誘導業務検定2級の取得を目指して頑張るのがいいでしょう。

交通誘導業務検定を取得するには…

交通誘導業務検定を取得する方法は2パターン存在しており、メインとなるのは「特別講習」という資格を取得するための講習を受講して資格取得を目指す方法です。 こちらの特別講習は現職の警備員の方が、所属している警備会社を通して申請をして受講するという流れが一般的です。

特別講習の内容とは

特別講習は、『学科7時限』・『実技講習5時限』・『修了考査4時限』の合計16時限のプログラム内容となっております。(1時限=50分)

講習は2日間に分けて行われ、7時限の学科を受けたのち、5時限の実技講習を受講します。

学科と実技の講習を受けたあと、4時限の修了考査を受け、こちらの修了考査で学科・実技ともに「90点以上」を獲得することが出来れば修了証明書が発行され、晴れて「交通誘導業務検定2級」取得者となることが出来るのです。

合格率も低くはなく、毎年「60%~80%」と半数以上の方は合格しています。

講習をしっかりと受ければ、十二分に合格できる内容です。

気になる講習にかかる費用ですが、こちらは33,000円となっております。

少し高いと感じてしまうかもしれませんが、講習にかかる費用を負担してくれる警備会社も多くあるので、そういった会社に入社できれば、比較的安く資格取得を目指せるのではないでしょうか。 また、資格手当などのある会社であれば、長い目で見れば大きなプラスになるでしょう。

警備員じゃなくても資格を取る方法がある

警備員ではない方でも資格を取得することの出来る講習があり、「警備員になろうとするための講習」といいます。 こちらも、講習を受講して合格することが出来れば、警備員としての経験の無い方でも交通誘導業務検定を習得することが可能で、講習を受講せずに直接検定を受けるといった方法も取れますが、合格率は高くなく、20%~40%といわれており、半分以上の方が合格出来ていないので、交通誘導業務検定を取得したいと思ったら、警備員として働きながら、知識と経験を蓄えるのがいいでしょう。

資格を取得したらどんなメリットがあるの?

  • 1:資格手当などで給料がアップ!

業界問わず、仕事に対して有効な資格や経験を持っている方は、未経験者の方よりも優遇されますよね。

それは、警備業界でも同じで、会社によって金額や手当の付け方などは異なりますが、条件の良い会社であれば、通常の日給に対してプラスアルファで手当てがつきます。 単純に日給が大幅に上がるので、毎月の収入にも大きな影響を与えます。

「収入を上げたい!」という気持ちがあるのあれば、資格の取得は必須です。

  • 2:紹介される現場が増える!

交通誘導に限った話しではありませんが、警備員の仕事の中には、「有資格者」を必ず一人以上配置しなければいけないという決まりのある現場が存在します。

交通誘導では、「資格者配置路線」と呼ばれていて、1級または2級の資格を持っている人を配置することが義務付けられているのです。 資格を手にすることが出来れば、こういった現場にも紹介してもらえる可能性があるので、無資格者の方に比べて、紹介してもらえる現場の幅が広がります。

また、有資格者として「資格者配置路線」に配置される場合、先に挙げたような手当などが支給される警備会社もございます。

  • 3:転職時に有利に働く!

年齢や経験に関係なく、幅広い方が始めやすい交通誘導警備ですが、なかには有資格者の方が欲しいという警備会社も存在しています。資格があればそういった警備会社にも応募が出来ますし、そういった会社でなくても、資格があれば積極的に採用される傾向があります。

資格を取得できれば働きたかたにも幅ができ、給料面でも上を目指すことが出来ます。 交通誘導業務検定の2級であれば、新任研修を受けていれば受講できるので、積極的に資格の取得を目指すのが良いでしょう。

将来性はどう?キャリアアップは?

将来性・キャリアップのイメージ

警備員としてのキャリアアップの道ですが、キャリアアップを成功させるためには、“実務経験”と“資格”の存在がとても大切になってきます。

交通誘導業務検定はもちろんのこと、「警備員指導教育責任者」という国家資格を取得していると、将来のキャリアの幅が大きくなります。

「警備員指導教育責任者」、こちらの資格を簡単に説明いたしますと、他の警備員に指導や教育を行うために必要な資格となり、警備業を営む場合は、こちらの資格を持っている人を必ず一人は配置しないといけないという決まりがあるのです。

こうした資格を取得するうえで必須といって過言でないのが、“実務経験”となり、現職として従事していることなどが取得試験を受講する条件として設定されています。

経験を積み、資格を取得することで、教育者としてのキャリアアップや、内勤スタッフとしてのキャリアップなど、さまざまな方向性へのステップアップが可能となります。 もし、将来を見据えて働こうという気持ちがあるのであれば、資格取得はもちろんですが、「社員登用制度」を設けている会社に就職することで、キャリアアップの道が拓かれやすくなるでしょう。

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