【最新版】警備員の仕事は身体が資本!体調管理はどうすればいい?

警備員の仕事をするうえで体調管理をどのようにしたら良いか、気になる方もいるのではないでしょうか。
体調が悪いと、警備の仕事は上手くいきません。
警備員を続けるために必要な体調管理の方法を見ていきましょう。

警備員の仕事で体調管理はかなり重要

常に周囲に注意を払う必要のある警備員にとって、体調を整えることは重要です。

警備員の仕事自体、激しい肉体労働ではありませんが、長時間立ちっぱなしであったり、歩きっぱなしであったり、意外と体力を使います。

その上、日勤と夜勤を交互に行ったり、常に屋外での業務だったりするため、日ごろ健康でいることが大切になってきます。

体調不良が起きやすいケースは…

体調が悪くなるのには様々な要因がありますが、警備員に多いのは「生活リズムの変化」や「防寒・避暑ができない」などによる体調不良です。

日勤・夜勤での生活リズムの変化

警備員のシフトで多く見られる日勤と夜勤。
特に常駐での施設警備では、24時間体制で警備を行わないといけないため、2交代制(もしくは3交代制)が多くあり、その場合は日勤と夜勤が組み合わさったシフトになることがあります。

本来、人間は昼行性なので、夜勤は体に大きな負担がかかる上に、日勤が間に挟まれば生活リズムを整えるのが非常に難しくなってきます。
生活リズムが乱れると、高血糖や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病を引き起こす原因にもなるため、そうなれば仕事どころではなくなってしまいます。

防寒や避暑ができてないことによる体調不良

交通誘導警備や雑踏警備などは、基本的に屋外で行うため、夏場は“炎天下の中”、冬場は“厳しい寒さの中”、立ちっぱなしで仕事をしないといけない場合もあります。
そうした勤務が続けば、自然と免疫力が弱っていき、風邪なども引きやすくなってしまいます。
また、空気が乾燥する季節では、インフルエンザや新型コロナなどに感染する恐れがあり、一定期間仕事ができない状況になってしまいます。

警備員がやっておくべき体調管理の方法

前述のように、警備員は体調を崩しやすい環境で働くことになります。
警備員の仕事を満足にできるように、普段から体調を整えることを心がけて生活しましょう。健康的な生活に必要なポイントをご紹介します。

食事を心がける

体を健康に保つには規則正しい生活が大切です。
しかし、不規則な勤務形態の場合、毎日同じリズムで生活することは難しいかもしれません。
それでも、3食バランスのとれた食事を心がけるようにすれば、免疫力や精神面での安定にも繋がり、健康を保持しながら働くことができるでしょう。

ケビーボ君
ケビーボ君
では、バランスのとれた食事とは、どのような食事を表すのでしょうカ?

一般的に栄養のバランスがとれた食事というのは、たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)・ビタミン・ミネラルがしっかり採れている食事のことを言います。

特に、たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)の3つ“三大栄養素”と呼ばれており、健康を保つ上で重要な役割を担っています。

・たんぱく質
筋肉や皮膚などの体を作る部分や、ホルモン・抗体などの体調を整える上で必要な栄養素となります。食品でいうと、主に卵類・肉類・豆類などが挙げられます。

・脂質
脂質は、生体成分のうち水に溶けない物質で、三大栄養素の中でも最もエネルギーを得られる栄養素です。ただし、採りすぎると肥満の原因にもなるため、注意が必要です。

・炭水化物(糖質)
炭水化物は体内で消化できる「糖質」と、消化されない「食物繊維」に分けられます。お米やパン、麺類など主食として食べるものが該当し、これらは、脳や筋肉など体の細胞が活動するためのエネルギー源にもなります。

その他、体内の水分量を適切に維持する「カリウム」や、便の排出を促す「食物繊維」骨を丈夫にする「カルシウムなど、人には必要な栄養素がたくさんあります。

警備員をしながらどうすれば摂れる?

自炊であれば、食材から選ぶことになるので必要な栄養素を考えながら、料理を作ることもできるでしょう。
しかし、夜勤や当務のある警備員ではそれが叶わない日もあります。
そんな日は、栄養バランスがとれたご飯を買うようにしてみましょう。

お弁当、丼物、麺類、パンなどはタンパク質や糖質・脂質がしっかり摂れる反面、ビタミン・ミネラルが不足してしまうため、それらを補うことができる野菜などを買う必要があります。

例えば、「おにぎり+焼き鳥+海藻サラダ」、あるいは「レタスサンドイッチ+ヨーグルト+野菜スープ」など、不足している栄養素を上手くバランスよく組み合わせることが大切です。

違和感を感じたら受診する 

体調に異常を感じたら、すぐに医療機関を受診しましょう。無理していると、かえって悪化してしまい、回復に時間がかかりかねません。

病院に行くのが難しい場合は、市販の薬などを飲んで十分に睡眠を取ることが大切です。熱がある場合は、水分も忘れずに摂りましょう。

長時間労働やあまりに不規則なシフトなど、体調を崩す原因が仕事にある場合は、早めに上司に相談しましょう。体調不良がひどくなる前に、早めに手を打つことも必要です。

身体の強さは人それぞれです。他の仲間は問題なく働けていても、自分にはハード過ぎるという環境もあります。仕事探しの時から、自分に合った条件で仕事を選びましょう。

完璧な体調管理は難しい

警備員の仕事は、体力勝負です。
真夏の炎天下、冬の寒さ、急な寒暖差など、悪環境の中で働くことはザラにあります。
その中で健康を維持しながら働くには、普段から食事や睡眠に気を配り、体調不良になってしまった際はすぐに病院に行って養生する、このサイクルがとても大切になります。

人間なので誰しも体調を崩すことはあり、どんな仕事でも完璧な体調管理は難しいです。
しかし、このサイクルを続けていくことで、体力や精神力、病気への対応などが身につき、体調不良の回数を減らすことができます。
そうすれば、安定して警備員を長く続けることができるのではないでしょうか。

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