警備員に向いている人って?適性や採用条件を解説

警備員の求人に応募しようとしている人の中には、自分に向いているかどうか気になるという人もいるでしょう。何となく自分にもできそうだと思って応募する人も多いです。ここでは、警備員の適性と仕事内容について解説していきます。

警備員に適しているのはどんな人?採用条件はある?

まず、警備員の仕事に就けるのは、18歳以上の人のみ。これは法律上の規定に基づく条件で、どの警備会社でも同じです。また、暴力団関係者は警備員になれません。いずれも、ほとんどの人にとって問題ないでしょう。

警備員の資格は、必ずしも持っていなければならないわけではありません。持っていると、採用上有利に扱ってもらえたり、採用されてからも資格手当が支給されたりするなどのメリットがあります。できれば取得しておくのが望ましいでしょう。

未経験の人の場合には、やや不安になりがちですが、入社後に研修などを実施している警備会社も多いです。また、業務内容によっては、法定研修を実施することもあります。

他の職種にも当てはまることですが、警備員の仕事は責任感や使命感が要求される仕事です。自分の任された現場で起こったことに対しては、適切に対処しなければなりません。不審者が入ってこないか目を光らせておくことなども要求されるでしょう。

ある程度は気が利くことなども必要です。一般の人から聞かれたことについて答えたり、文句を言われて謝ったりしなければならない機会もあります。そのため、忍耐力も要求されるでしょう。交通誘導警備などで、立っている時間が長ければ、意外と体力も要ります。

また、警備員の仕事はチームで行うことが多いため、協調性も警備員に必要な適性として挙げられます。

警備員の仕事内容と役割を知ろう

警備員の仕事は大きく4種類に分けられます。施設警備(1号)と交通誘導・雑踏警備(2号)、輸送警備(3号)、身辺警備(4号)です。

一般的に警備員と聞くと、大きな建物の入口のところにいて、不審者が入ってこないか見張っている業務をイメージする人が多いでしょう。これは1号の施設警備に該当します。建物への出入管理や防災管理などをするのが主な役割です。

また、交通整理をしたり、人が大勢いて混雑している中で、適切な方向へ進むよう促したりする業務などをイメージする人もいるでしょう。これは2号の交通誘導警備や雑踏警備に該当します。

3号の輸送警備は、現金輸送などを行う際に、盗難などの犯罪を防止する役割を果たす仕事です。

4号の身辺警備は、主に要人の警護を指します。同じ警備員でも3号と4号は、1号と2号と比べて、仕事内容がハードです。危険を伴う場合もあります。

警備会社によって、従事する仕事内容が大きく違う場合があるため、具体的な仕事内容を知りたいのであれば、求人の内容をよく見てみましょう。

また、警備とひとくくりにいっても、業務内容はご紹介したようにさまざまなので、自身の適性に合わせて、1~4号のどの業務に合っているのか見極めましょう。

まとめ

警備員の仕事は、比較的楽なものもあれば、意外とハードなものもあります。応募する際には、自分がイメージしている仕事内容とのギャップが大きくないかどうか、適性に合っているかどうか、よく確認しておきましょう。

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