誰でも働ける?年齢は関係ない?警備員の仕事と年齢について

警備員は、年齢と年収が比例しない仕事です。18歳未満の人は働けませんが年齢の上限はなく、高年齢の人でも十分に働くことができます。

そんな警備員と年齢の関係についてみていきましょう。

【平均年齢や年収など】年齢は関係ない!?警備員の仕事

日本の多くの仕事は年功序列であることが多いもの。ですが、警備員の仕事では、年齢は関係なく年収と比例しません。どの年代でも年収にあまり差がないのが警備員の仕事です。

警備員の平均年齢は「49.5歳」。他の職業と比較するとかなり高いのが現状です。60代の割合が30%を占めるなど、高齢の人が多く働いています。

「勤続年数」の平均は7.5年、月の平均「労働時間」は171時間。「月収」の平均は23万円、「年収」の平均は307万円、「賞与」の平均は21万円です。勤務先企業の規模が大きくなればなるほど、年収は比例してアップします。

参考:『賃金構造基本統計調査』e-Stat

【18歳以下】年齢は関係ない!?警備員の仕事

年齢は関係ない警備員の仕事。とはいっても、18歳未満の人は「警備業法」という法律で警備員として働くことができないと明確に書かれています。アルバイトでも不可能です。そのため、18歳になっていない人は、警備員になることができません。

警備業法第十四条の「警備員の制限」という条には、「十八歳未満の者は警備員になってはならない」という記載があります。18歳未満の人はなれませんが、18歳になれば高校生でも働くことが可能です。

参考:『警備業法の概要』内閣官房内閣広報室

ですが、実際にはアルバイトでも高校生が採用されることはほぼないといえるでしょう。

【高年齢】年齢は関係ない!?警備員の仕事

警備員という仕事では、60歳以上の高年齢の人達が多く働いています。年齢が関係ないことに加え、警備会社自体が高年齢の人達を雇いたいと考えている側面もあるためです。

警備業界は常に人手不足となっている業界です。それは、警備員という職業のイメージがあまりよくなく、なりたい人が少ないため。需要に対して人手が足りないことから、高年齢の人でも雇いたいというのが企業側の本音です。

また、60歳以上の高年齢者を雇うことで、助成金がもらえる制度もあります。企業側にも高年齢者を雇うことにはメリットがあるのです。

もちろん、高年齢者側も警備員として働くことにはメリットがあります。施設警備や交通誘導警備においては、さほど俊敏さが求められません。長時間きちんと勤務できる忍耐力があれば、きちんと務まる仕事です。

交通誘導警備は、外での立ち仕事が多く体力は必要です。ですが、体力さえあれば、十分に勤務できます。そのため、高年齢者でも働くことが可能です。

まとめ

18歳以上の若い人や高年齢の人でも、年齢は関係ない警備員の仕事。常に人手不足であるため、誰でも勤務し始めやすいのも特徴です。とりあえず仕事を始めたいという人におすすめの職業といえるでしょう。

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