警備員の日給の相場はどのくらいなの?

数ある警備員の中で、特に資格も必要なく従事できる警備員と言われているのが、オフィスビルやショッピングモールなどで警備にあたる施設警備と、道路工事の現場や建設現場などで歩行者や車両を誘導する交遊誘導警備、そしてコンサートなどのイベントやお祭り、花火大会などで人混みの整理と誘導を行う雑踏警備の3種類と言われています。

もちろん現場の環境によっては有資格者を配置しなければならないと法令によって定められている場合もありますが、基本的にアルバイトとして従事する警備業務はこの3つのどれかになるかと思います。とくに広く需要がある警備員は交通誘導警備で警備員としての4割はこの交通誘導警備に従事していると言われています。ではその相場はどのあたりなのでしょうか?

アルバイトで一般的な警備業務って?

警備業は警備業法という法律でその業務区分が定められていて、大きく4つに分かれています。一般的にアルバイトとして従事するのはそのうちの2つの中に含まれるのですが、まず第一号警備業務の施設警備業務、よく見かける特定の施設を警備することを業務とする内容ですね。第一号警備業務の中には専門性の高い空港保安警備業務ですとか鉄道警備業務などもありますが、アルバイトとして従事するのは決まった施設に常駐して警備にあたる、常駐型警備業務、あるいは複数の施設を決まった時間に巡回する巡回型警備業務のどちらかが一般的かと思います。

あとは一定の条件を必要とするプール監視員も実はこの第一号警備業務に含まれます。第一号警備業務は含まれる警備業務が複数ありますが、第二号警備業務はイベント会場などの雑踏警備業務と道路や駐車場、建設現場の車両の出入りなどを誘導する交通誘導警備の2種類のみです。第三号警備業務は貴重品運搬輸送の警備と核燃料輸送の警備、第四号警備業務は身辺警備のボディガードなのでこれらをアルバイトが担うことはまずないでしょう。アルバイトとして多く求人が出ているのは第二号警備業務の交通誘導警備業務になりますね。

ただ、これも無資格でできる環境と、有資格者を配置しなければならない環境とあるので、道路で車両の誘導に当たっている警備員がすべてアルバイトで担えるかというとそういうことでもありません。

日給の相場はどのくらい?

日給の相場ですが、日勤で8,000~11,000円前後、夜勤で9,000~13,000円程度と言われています。

これは8時間勤務の場合の日給ですので勤務時間がそれを超過した場合には残業手当が支給されます。ただアルバイトが従事することが多い交通誘導警備業務ではほとんと残業は発生しません。

とくに道路工事の現場での警備業務は定時よりも早く終わらせることが多いからです。特に夜間の作業の場合はこの傾向が顕著にみられます。これは道路工事を行う場合には、警察への申請が必要となり、申請した時間を超過して作業をすることができないためです。その為、工事のスケジュールはきつきつに組むことなく、ある程度のゆとりを持って組まれていることが多いです。その為、極端な例を挙げると、日給8,000円の現場でも4時間で終わってしまえば時給2,000円となり、かなり割りのいいアルバイトとなります。

また、同じ傾向はイベント会場での雑踏警備業務に見られます。これはイベントが行われる時間の前後数時間にわたっての勤務時間となることが多いため、こういった場合には日給制の場合にはかなりアルバイトとしてはおいしい現場になりますね。ただ交通誘導警備業務のアルバイトで生活を成り立たせようとしている人は注意が必要です。

道路工事は雨が降ると中止になるため、その分の給与は当然支給されません。雨が続いたりすると何日も勤務することができず、収入が安定しないという事態も発生しうるので注意しましょう。

警備員アルバイトでも資格取得で給与アップがあるかも?

警備員のアルバイトとして一般的な交通誘導警備ですが、警備業務の中では体力的な負担が高いほうだと言われています。

屋外での真夏の日中や冬の夜勤はかなりこたえますよね。体力的にそこまでの自信がない、という人は施設警備をメインとしている警備会社へ応募するようにしましょう。警備員は基本的には立ちっぱなしの勤務になるため、やはりある程度の体力は必要になってきますが、屋外での勤務と屋内での勤務の差はかなり大きいでしょう。

警備会社によってはアルバイトであっても従事する警備業務に関係する資格を取得することで手当をつけてくれる場合があるので資格の取得も前向きに考えてみてもいいかもしれません。

また、アルバイトから正社員登用を希望する場合にも資格の取得は有利です。アルバイトから正社員へクラスアップし、さらに警備会社の中で管理職のポジションへと付ければ高収入も決して夢ではありません。