なくならない仕事を探すなら警備員がおすすめ!その理由と展望

警備員は人材不足が続いている職種です。採用の際に年齢や学歴、経歴が問われないことが多いので、ある程度年齢を重ねてから警備業界を志望する人も珍しくありません。

ここでは、なくならない仕事としての警備員の魅力や警備業界に与える影響についてご紹介いたします。

なくならない仕事として警備業が魅力的な理由

警備業界は常に人材不足であり、今後、さらに求人が増加することはあっても、急激に仕事がなくなることはないと考えられています。

警備員の需要は常に高い

警備員は安全を守る職業です。仕事内容は多岐に渡り、さまざまな場面で活躍が期待されています。

具体例を挙げると、

・施設や工事現場の保安

・車や人の誘導

・イベントでの警備

・現金輸送などの運送警備

・ボディガード

・ホームセキュリティ

などが警備員の仕事内容です。

社会の安全意識が高まっている現在、警備業界は人材不足が深刻です。特に、施設や工事が多く、イベントも盛んに開催されている都市部は警備員が足りていません。

社会の安全意識は変わることなく、施設や工事が急激に減る可能性も低いので、警備業界は今後もさらに売り手市場が続くと見込まれています。

なお、人員が不足している警備業界では、選考の際に年齢や学歴が問われないことが多いです。よって、新卒だけでなく、転職の求人も多く、定年後に再就職として警備員を選ぶ人も珍しくありません。

就職の際に年齢や学歴が問われない一方で、警備員は誰にでもなれる職業ではないです。警備員として活躍するためには、状況に合った対応力や行動力が求められます。

状況に合った対応力や行動力を持っていれば、AIが台頭しても警備員としての職場を奪われる心配はないため、警備員はなくならない仕事だと言えるでしょう。

将来的なキャリアアップも見込める

警備員はアルバイトから正社員まで雇用形態が広いです。現場で働く場合、ほとんどはシフト勤務なので、ライフスタイルに合わせて働きやすく、好きな時間に働いたり、ダブルワークをしたりする人も珍しくありません。

最初は現場勤務で経験を積む必要がありますが、資格習得などで努力すれば、キャリアアップも見込めます。警備員には「警備員指導教育責任者」「機械警備業務管理者」「警備業務検定」などの関連する国家資格があり、これらを取得すればさらに需要の増加も見込めます。

特殊な資格を取ると、警備会社の経営者として独立することも夢ではなくなるので、警備員を一生の仕事にできるでしょう。

なお、警備員は男性の仕事のイメージが強いですが、女性警備員も増えています。近年は利用者のほとんどが女性の施設も多く、女性のボディチェックや手荷物検査を担う女性警備員のニーズが高いです。

そのため、今後は女性警備員が働きやすい環境が整っていくと見込まれており、女性でも警備員を長く続けられると考えられています。

ドローンなどが警備業にもたらす影響は?

最近はドローンや監視カメラなどの技術が発展し、警備業界でも役立っていますが、機械に警備員の仕事が奪われるという指摘もあります。機械が発展しても警備員はなくならない仕事なのでしょうか。

機械の進歩は警備員を助ける

警備業界ではドローンやロボット、監視カメラなどのセキュリティ機械の導入が進んでいて、人間にはできないことを代行しています。

例えば、非常に広い範囲の監視や警備は人間には難しいです。人間には視覚となる部分もドローンに付けられたカメラなどを使えば、簡単に監視できて安全性を高められます。

また、セキュリティ機械は人間の安全確保にも効果的です。ドローンやロボットを使えば、人間は安全な場所で警備を行えるので、不審者に襲われたり、事故に遭ったりする可能性が減少します。

さらに、セキュリティ機械を使えば、どんな状況でも仕事の確実性が変わりません。天候や疲労で警備の能力が低下することはないため、安定して施設などを警備できます。

警備員は危険で大変な仕事だというイメージが強いですが、セキュリティ機械の導入によって人間の負担が減ってきているのです。

機械が台頭しても警備員の仕事はなくならない

ドローンなどが導入されることによって、警備員の仕事がなくなると不安に思っている人は多いです。実際、セキュリティ機械を導入すれば、効率的に警備ができるため、将来的に現場の警備員が減る可能性は否定できません。

ただし、ドローンなどのセキュリティ機械だけで警備はできません。セキュリティ機械の操縦やプログラミングは人間が行う必要があり、ドローンやロボットが撮影した映像を監視するためには警備員が必要です。

また、犯人を取り押さえたり、警察に引き渡したりするのもセキュリティ機械だけではできません。つまり、セキュリティ機械は警備員の仕事を無くすのではなく、業務の幅を減らして負担を減らすのです。

セキュリティ機械が警備業界に導入されれば、警備員はより安全に仕事を進められるようになるでしょう。

まとめ

警備員はなくならない仕事の一つだと考えられています。国家資格などを取得すると、キャリアアップも望めるため、長期間働き続けられる仕事を探している人は警備員を考えてみると良いでしょう。

警備員として経験を積みながら、ドローン操作などの勉強も行えば、仕事の幅も広がります。

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