警備員で年収を500万円を目指せる?

警備員の給与にはどんなイメージがありますか?アルバイトなら結構ほかのアルバイトより時給だったり日給が高めだったりするから社員なら結構いいところまで行くんじゃない?とか、一般的なサラリーマンと同じくくらいじゃないかな?とか、人によっていろんなイメージがあると思います。

警備員のその業務内容によって当然その給料はかなり前後するのですが、警備員で年収500万以上とは現実的な数字なのでしょうか?

警備員の平均的な給与はどのくらいなの?

政府が職種別の給与の平均を調査した、「賃金構造基本統計調査」というものがあります。これの平成28年度のデータを見てみますと、警備員は年間の実労働時間が171時間、月当たりの現金支給額が23万8千円、所定内給与が、19万9千円、賞与・特別支給が21万5千円とあります。

まずこの賃金構造基本統計調査の調査対象ですが、一般労働者を対象としています。一般労働者とは所定労働時間を所定労働日数にわたって事業所で勤めているものを指しますので、正社員のみならず、契約社員なども含めたデータとなります。

データの現金支給額が税金や保険料が引かれる前の金額ですから、月収の部分になりますね。すなわり警備員の平均月収は23万8千円で、平均年収が307万ほどであることがわかります。あくまでも平均値とはなりますが、高給取り、というにはほど遠い数字でしょうか。

しかしこれはあくまでもすべての警備員の給与の平均値ですから、当然これよりはるかに高い給与を得ている警備員、警備会社の従業員も存在するわけです。で警備会社の従業員として給与アップのために必要なこととはどういったものがあるのでしょうか。

警備員の給与アップには資格の取得が必須!

警備員には国家資格があります。警備員として警備会社で働くだけであれば当然未経験でも問題ありませんし、採用後、資格を取得しなくても警備員として働き続けることは可能です。

しかし、関係法令によって、警備員の国家資格がなければ従事できない現場や、有資格者の配置が義務付けられている現場があるので、無資格のままではこういった現場に従事することはできませんし、警備会社はそういった有資格者に手当を支給していることも多いのでこういった資格の取得は給与アップのためには必須になってきます。

また、専門性の高い警備業に携われるようになれることも給与アップへつながります。警備業はその内容が様々ありますが、中には核燃料輸送警備業務や、空港保安警備業務など、非常に責任の重い専門性が高い警備業務内容がありますから、そういった業務へのスペシャリストとして活躍できるようにスキルアップしてことで給与アップが見込めるかもしれません。

例えば貴重品運搬警備業務の資格、これは現金輸送車にはこの有資格者を1名以上配置することが法令で義務付けられているため、警備会社から重宝されますし、例えば今働いている警備会社よりもより規模の大きい警備会社へと転職をしようとしたときも、この貴重品運搬警備業務のような専門性が高い警備業務に対する求人は有資格者に限るとしていることがほとんどの為、もっておくと非常に有利です。また、現場で警備にあたる警備員よりも、当然管理職のほうが給与は高いです。

警備会社で管理職になろうとしたとこには、さらに別の国家資格を取得する必要があります。先に述べたような現場での作業に必要な資格は「警備業務検定」という資格になり、管理職として警備員の指導や教育に必要な資格は「警備員指導教育責任者資格」という資格になります。「警備業務検定」は警備業務区分ごとに区分が分かれているので、従事している警備業務ないように該当するものをまずは受験することになるでしょう。それぞれ警備業務区分ごとに1級と2級があります。「警備員指導教育責任者資格」には受験資格があります。

現場未経験のものがいきなりこの資格には受験できないようになっており、直近の5年間に受けようとしている警備業務の区分で働いていた期間が通算して3年以上であること、受験しようとしている警備業務区分の警備員検定1級合格、受講しようとする警備業務区分の警備業務検定の2級を取得していて、なおかつその検定に合格したのちに、1年以上警備業務に従事している、受験しようとする警備業務区分の旧2級の有資格者で、1年以上継続してその警備業務に従事していることが必要となります。

なので給与アップのステップとしてはまずは従事している警備業務区分の「警備業務検定」の2級を取得し、その後1級を取得。その後に警備員指導教育責任者資格を取得して指導と教育ができるようにする、という流れになるかと思います。ただもちろん資格をもったいるだけで管理職になれるわけでもないので、警備会社で昇進を目指すのであれば日々の業務に真摯に取り組み、真面目で勤勉な勤務態度が当然求められるでしょう。

高年収を目指すなら管理職

警備員の給与の平均値は、警備会社の規模が大きくなればなるほど高くなる傾向にあります。

その為、大手警備会社への転職もやり方の一つでしょうし、今の警備会社で昇進し管理職として給与アップを目指すのももちろんありです。警備員として給与アップを見込むのであれば資格の取得は必ず必要になってきますから、是非頑張ってみてください。