さまざまな業界で貢献しているIoT!警備業界でも大活躍!

現在、ビジネスにおいてIoTの必要性が叫ばれています。さまざまな業界でIoTが導入されつつありますが、警備の仕事でもIoTは活用されているのでしょうか。今回は警備の仕事とIoTの関係について紹介します。

IoTとはどんなもの?

そもそもIoTとはどのようなものなのでしょうか。

IoTの定義

IoTの正式名称は「Internet of Things」で、「モノのインターネット」という意味があります。IoTとは、物体(モノ)をインターネットにつなぐことで情報共有し、制御を行うことを指します。

近年、IoTは多くの場所で導入されているため、現代社会に欠かせないものだといっても過言ではありません。

IoTでできること

IoTでは具体的にどのようなことができるのでしょうか。IoTにできることの一部を紹介します。

モニタリング

IoTを活用することで、離れた場所にあるモノの環境・動き・位置の情報収集をする「モニタリング」が可能です。たとえば、ドアが開いている・開いていないなど状態の把握を行います。

ほかにも、温度や湿度、照度などの環境把握も可能です。離れたところにいても状態や環境を把握できるので、事故や故障を未然に防いだり、有事の際に素早く対応できたりします。

遠隔操作

離れた場所にあるモノでも、IoTを活用することで操作が可能です。遠隔操作ができるので、部屋にいながらにしてさまざまなモノを操ることができ、仕事の幅も広がります。

【事例付き】警備業界でのIoTの役割

実際の警備業界では、IoTはどのように活用されているのでしょうか。その事例について紹介します。

混雑状況の把握

たとえば、祭りやイベント行事では、カメラやセンサーを設置することで、会場やトイレの混雑状況の把握を行っています。混雑状況を把握することで警備員の配置に役立ち、効率の良い警備ができるのです。

ドローンでの点検サービス

セキュリティに関する大手企業では、ドローンを使った警備を取り入れています。そうすることで、目で見るよりも広範囲を見ることができ、効率よく警備できるのです。

また、人間が入り込めない狭い場所や入り組んだ場所でも使えるので、機械設備の異常も見つけることができ、機械警備でも重宝されます。

IoTと警備員の連携

IoTと警備員との連携で、犯罪やトラブルを未然に防ぐことも可能です。たとえば、自宅にカメラを設置すれば、だれでもスマホでリアルタイムに確認できます。

もし、そこで何か異常があったときは、取り急ぎメールでお知らせし、警備員が自宅に向かうことも可能です。

これは、子どもや高齢者の帰宅の確認などにも使えるため、共働き世帯や独居の高齢者が増えている現代社会では有効に活用できます。

まとめ

今回は、警備とIoTの関係について紹介しました。IoTを導入すれば、警備の効率が上がると同時によりきめ細かな警備を行うことができるため、今後警備業界での導入はより進むでしょう。IoTを導入した警備業務に興味を持った方は、ぜひ警備員への転職を検討してはいかがでしょうか。

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