【2023年版】施設(常駐)警備員はどんな仕事?メリットも解説!

警備員の仕事について様々な業務がありますが、施設(常駐)警備についてご説明したいと思います。

この記事はこんな人にオススメです!
「アルバイトや転職先を探している。」
「警備員の仕事に興味があるけど、具体的なことはよく知らない……。」

施設(常駐)警備員の働き方について

施設警備員の仕事は、商業施設やオフィスビルに常駐し、施設を利用する人々が事故・事件に巻き込まれないよう監視することがメインです。

具体的にどんな仕事をするの?

施設内の巡回をはじめ、施設関係者の出入管理や防犯カメラの監視など、多くの業務をこなしながら施設内の安全を守っています。

・巡回業務
施設警備員として働く上で“必ず”といってもいいくらいある業務です。
施設内に異常や事故がないか、火災や窃盗が起きていないかなど、施設内を見回って安全を確認するのが主な目的です。
この巡回は常駐警備員の作業の1つですが、巡回だけを行う警備業務もあります。
一定の時間に施設に訪れて巡回を行う「巡回警備」という職種です。
こちらは少人数で何か所も回れるので、費用が安く済むという依頼主側のメリットがあります。

・出入管理
施設に出入りする人の受付業務です。
オフィスビルの施設警備では多く見られる業務であり、不審人物や危険物など入らないように監視するのが主な目的です。
施設内で人物の出入りをチェックする以外にも、運ばれてくる荷物のチェックも行い、施設によっては、X線透過装置等を利用した危険物の確認を行うこともあります。
また、車両の出入りの監視も出入管理の業務に含まれており、あらゆる角度からのリスクに備えています。

・監視業務
施設の管理室や防災センター等で、モニターを監視する業務です。
監視カメラや各種センサーなどの機器を利用し、不審人物、事件等を迅速に発見したり、地震や火災の被害拡大を未然に防いだりすることが目的です。
少ない人数で広範囲のチェックを行えるほか、何か事件が発生した際は映像を巻き戻して確認できるため、最近では多くの施設で取り入れられています。

勤務形態について

施設警備は基本的には24時間体制で施設を守っています。
交通誘導警備・イベント警備だと、工事やイベントが行われている間だけ警備をする形となりますが、施設警備の場合は、施設を利用する人がいない時間でも、誰かが不法侵入をしないように施設を警備しなければなりません。
とはいえ、1人が24時間365日常駐する訳にはいきませんので、「変形労働時間制」や「三交代勤務」などの勤務方法を活用して、常に人がいる状況を作っています。
土日祝休みなどのように固定休ではないので、「休日が取りづらいのでは?」と疑問を抱く人もいるかもしれませんが、事前に従業員の休みたい日を確認し、シフトを作成する企業が多いようです。

どんな場所で働く?

施設警備は「巡回」や「立哨」など、“監視”をして事件・事故を防ぐことが基本的な仕事内容となってきますが、勤務地によってそれぞれ特徴が変わります。

ケビーボ君
ケビーボ君
どういった特徴が挙げられるのでショウカ?

・商業施設
「施設警備」と言われて多くの人がイメージするのが、ショッピングセンターなどの商業施設の警備ではないでしょうか?
巡回や立哨などの業務はもちろんありますが、この警備の特色は“接客”の可能性が多いことです。
簡単な施設案内から、一次的なクレーム対応など、お客さんと関わる機会が比較的多いことが特徴として挙げられます。

・オフィスビル
こちらも「施設警備」の代表格と言えるでしょう。
企業が入るオフィスビルや雑居ビルでの警備で、警備員室でのモニター監視や入館者の受付、館内の巡回などが主な業務となります。
主な利用者は従業員のため、商業施設の警備に比べると接客が少なく、比較的落ち着いた雰囲気で働くことができます。

・ホテル
業務自体は「巡回・立哨・モニター監視・受付」など、上記2つの警備と変わりません。
しかし、利用者は最高のサービスを受けるために来た「お客さま」なので、人をもてなそうとする“ホスピタリティ”の心が求められます。
ホテルの評判が落ちないために、身だしなみの清潔さや口調の丁寧さなどが求められ、様々な部分に気を配らなければなりません。

・工場、倉庫
基本業務は他の施設警備と同じですが、大きい機械や荷物が身近にあるため、事故が起きやすく、他の施設警備と違った危険がある警備業務と言えます。
こちらもオフィスビルなどの警備同様に、利用者がそこで働く従業員なので、リラックスして業務に当たれるのではないでしょうか。
他にも「病院」や「学校」など、利用者の多い施設には警備が必要になってくるため、様々な勤務地でそれぞれに合った警備が行われているのです。

施設警備員のメリット

では、施設警備で働くことのメリットはどんなところにあるのでしょうか?
ポイントごとに見ていきましょう。

体力面でのメリット

多くの施設警備の仕事では、重い荷物を運んだり、動きまわるというようなことも少ないでしょう。
「入退室管理」に「巡回」、「防犯カメラによる監視」や「荷物の受け取り」など、長時間勤務であっても体力の消耗が比較的少なくて済むことがメリットと言えます。
施設警備はよほどの緊急事態でない限りは、体力的には重労働というわけではないため、定年後の年配の方も多く勤務しています。

生活面でのメリット

基本シフト制で動くことになりますが、勤務のサイクルが均一であることが多く、自己管理さえできれば比較的プライベートの時間を作りやすいです。
また、平日が休みになることもあるので、サラリーマンが働いている時間に、空いている状態のレジャースポット・人気の飲食店などを楽しむことができます。

待遇面でのメリット

施設警備は正社員や契約社員での雇用が多いため、アルバイトなどと比べると待遇が良いです。
給与は固定給が多いことに加え、賞与・昇給などがあれば収入面での安定が望める他、福利厚生もしっかりしているので、家族がいる人にとっても安心して働けるでしょう。
また、大手企業などでは、福利厚生サービスによって宿泊施設やアミューズメント施設を安く利用できるなど、社員であることの恩恵を受けられる待遇が多くあります。

施設警備員になるならここに気を付けよう

勿論、どんな仕事にも大変な点はありますし、人によって向き不向きがあります。「施設警備員として働いてみたい!」と思った方は、こんなことを留意しておいてください。

体調管理には気を付けよう!

施設警備の体力面メリットで、動き回ったり重労働が無いという話が出ましたが、油断は禁物です。施設警備員は勤務時間が長く、雇用契約によっては当務(24時間勤務)を任されることもあります。昼夜逆転の生活が続くと体調を崩しやすくなります。そういった生活に慣れていない方は、最初から夜勤や当務を沢山入れるのは避けましょう。健康第一です!

ちゃんとした仮眠がとれないかも……

当務には休憩時間の他に仮眠時間も設けられます。しかし、仮眠中であってもトラブルが起きた際は起きて対応にあたらなくてはいけません。そのため、長時間しっかりと仮眠がとれるとは限らないのです。少しの時間でも体を休められるよう、自分で工夫する必要があります。

施設警備員として働いてみませんか?

警備業は未経験の方であっても歓迎している会社が多いです。入社して現場に配置される前に新任研修を受けさせることが法律で定められています。そこで一から警備について学ぶことができますので、警備未経験の方も安心してください。

警備業は18歳から定年後の高齢者まで、幅広い年代の方が働いています。年齢が高いから、資格や経験が無いからと諦めず、自分なりに合った警備会社を見つけてみてください!

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