常駐の施設警備員のメリットについて

警備員の仕事について様々な業務がありますが、施設(常駐)警備についてご説明したいと思います。

この記事はこんな人にオススメです!
「アルバイトや転職先を探している。」
「警備員の仕事に興味があるけど、具体的なことはよく知らない……。」

施設(常駐)警備員の働き方について

施設警備員の仕事は、商業施設やオフィスビルに常駐し、施設内を巡回や、入り口付近で立哨警備、施設関係者の出入管理、防犯カメラの監視など、施設を利用する人々が事故・事件に巻き込まれないよう、監視することがメインです。

警備の中でも施設(常駐)警備員には、機敏な動きよりも監視する能力が求められます。
「施設警備業務」は土日や祝日も勤務する場合がほとんどです。
深夜の時間も含めて1日平均8時間は勤務することになり、夜勤で仕事をすることも多いです。
工事現場などに立つ交通誘導警備員は、天候により仕事が休みになることや、途中で中断することもあります。

しかし、施設警備については天候に左右されないため、仕事が一年中、毎日24時間あるということも珍しくありません。年末年始やお盆など一般企業がお休みになる時期でも、交代で休暇を取ることが多いでしょう。

とはいっても大抵はシフト勤務となっているので、あらかじめ休みたい日が決まっていれば相談すれば休めないということはないかと思いますのでご安心ください。
中には昼間は会社員として勤務して、週末や土日などに副業として施設警備の仕事をされている方もいらっしゃいます。

施設警備は定着率が高いので、一度勤務すると数年以上同じ企業で勤務する場合がほとんどだと思われます。

どんな場所で働く?

施設警備は「巡回」や「立哨」など、“監視”をして事件・事故を防ぐことが基本的な仕事内容となってきますが、勤務地によってそれぞれ特徴が変わります。

ケビーボ君
ケビーボ君
どういった特徴が挙げられるのでショウカ?

・商業施設
「施設警備」と言われて多くの人がイメージするのが、ショッピングセンターなどの商業施設の警備ではないでしょうか?
巡回や立哨などの業務はもちろんありますが、この警備の特色は“接客”の可能性が多いことです。
簡単な施設案内から、一次的なクレーム対応など、お客さんと関わる機会が比較的多いことが特徴として挙げられます。

・オフィスビル
こちらも「施設警備」の代表格と言えるでしょう。
企業が入るオフィスビルや雑居ビルでの警備で、警備員室でのモニター監視や入館者の受付、館内の巡回などが主な業務となります。
主な利用者は従業員のため、商業施設の警備に比べると接客が少なく、比較的落ち着いた雰囲気で働くことができます。

・ホテル
業務自体は「巡回・立哨・モニター監視・受付」など、上記2つの警備と変わりません。
しかし、利用者は最高のサービスを受けるために来た「お客さま」なので、人をもてなそうとする“ホスピタリティ”の心が求められます。
ホテルの評判が落ちないために、身だしなみの清潔さや口調の丁寧さなどが求められ、様々な部分に気を配らなければなりません。

・工場、倉庫
基本業務は他の施設警備と同じですが、大きい機械や荷物が身近にあるため、事故が起きやすく、他の施設警備と違った危険がある警備業務と言えます。
こちらもオフィスビルなどの警備同様に、利用者がそこで働く従業員なので、リラックスして業務に当たれるのではないでしょうか。
他にも「病院」や「学校」など、利用者の多い施設には警備が必要になってくるため、様々な勤務地でそれぞれに合った警備が行われているのです。

施設警備と巡回警備との違いは?

施設警備員の業務内容の1つに「巡回」があります。この「巡回」と「巡回警備員」と何が違うのだろうと思う方もいらっしゃると思います。実際に、常駐施設警備員も巡回警備員も、施設内を警備するという共通点がありますが、この二種類は根本的な違いがあります。

巡回警備員は施設には常駐せず、一定の時間に施設に訪れて巡回を行います。少人数で何か所も回れるので、費用が安く済むという依頼主側のメリットがあります。

施設警備員のメリット

では、施設警備で働くことのメリットはどんなところにあるのでしょうか?
ポイントごとに見ていきましょう。

体力面でのメリット

多くの施設警備の仕事では、重い荷物を運んだり、動きまわるというようなことも少ないでしょう。
「入退室管理」や「巡回」、「防犯カメラによる監視」など、場合によっては「荷物の受け取り」の仕事などがほとんどなのではないでしょうか。
長時間勤務であっても体力の消耗が比較的少なくてすむことがメリットと言えます。
施設警備はよほどの緊急事態でない限りは、体力的には重労働というわけではないため、定年後の年配の方も多く勤務しています。

生活面でのメリット

基本シフト制で動くことになりますが、勤務のサイクルが均一であることが多く、自己管理さえできれば比較的プライベートの時間を作りやすいです。
また、平日が休みになることもあるので、サラリーマンが働いている時間に、空いている状態のレジャースポット・人気の飲食店などを楽しむことができます。

待遇面でのメリット

施設警備は正社員や契約社員での雇用が多いため、アルバイトなどと比べると待遇が良いです。
給与は固定給が多いことに加え、賞与・昇給などがあれば収入面での安定が望める他、福利厚生もしっかりしているので、家族がいる人にとっても安心して働けるでしょう。
また、大手企業などでは、福利厚生サービスによって宿泊施設やアミューズメント施設を安く利用できるなど、社員であることの恩恵を受けられる待遇が多くあります。

施設警備員になるならここに気を付けよう

勿論、どんな仕事にも大変な点はありますし、人によって向き不向きがあります。「施設警備員として働いてみたい!」と思った方は、こんなことを留意しておいてください。

体調管理には気を付けよう!

施設警備の体力面メリットで、動き回ったり重労働が無いという話が出ましたが、油断は禁物です。施設警備員は勤務時間が長く、雇用契約によっては当務(24時間勤務)を任されることもあります。昼夜逆転の生活が続くと体調を崩しやすくなります。そういった生活に慣れていない方は、最初から夜勤や当務を沢山入れるのは避けましょう。健康第一です!

ちゃんとした仮眠がとれないかも……

当務には休憩時間の他に仮眠時間も設けられます。しかし、仮眠中であってもトラブルが起きた際は起きて対応にあたらなくてはいけません。そのため、長時間しっかりと仮眠がとれるとは限らないのです。少しの時間でも体を休められるよう、自分で工夫する必要があります。

施設警備員として働いてみませんか?

警備業は未経験の方であっても歓迎している会社が多いです。入社して現場に配置される前に新任研修を受けさせることが法律で定められています。そこで一から警備について学ぶことができますので、警備未経験の方も安心してください。

警備業は18歳から定年後の高齢者まで、幅広い年代の方が働いています。年齢が高いから、資格や経験が無いからと諦めず、自分なりに合った警備会社を見つけてみてください!

施設警備が少しでも気になった方は、下記求人情報をクリックしてみてください。

施設警備の求人はコチラ

ケイサーチ!では、無料の転職相談も受付けております。
警備会社へお悩みの方はお気軽にご利用ください。

警備求人を探してみよう!