警備員は役職で収入が変わる?資格や階級についても解説

「収入はできれば多い方がいい!だけど警備員の仕事でも役職の有無で収入って変わるの?」このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今回は警備員の平均収入と役職との関係について解説します。収入の増やし方も紹介しますので参考にしてください。

警備員は役職によって収入が変わるってホント?

まずは警備員の方が気になる一般的な平均収入と役職との関係についてみていきましょう。

警備員の平均年収

警備員の平均的な月収はずばり23万円前後、年収にすると300万円前後の方が多いようです。ただし年齢や正社員か契約社員かといった雇用体系、地域によっても多少変わります。

アルバイトの場合、勤務時間帯によって時給900~1200円以上と幅があります。1日8時間以上働けば、月に25日勤務することで月収20万円以上も目指せるでしょう。

役職につくと収入アップが狙える

警備会社にも役職や階級制度を導入している所も多く、その場合役職や階級によって給料差が生まれます。

給料が高くなるのは「隊長」や「管理士」といった管理的な立場に立つ人物です。主にチームで警備を行うことが多い会社におかれる役職です。「隊長」や「管理士」になるためには、社内試験や資格取得などが条件として定められており、これを満たすことで管理者として昇給するのが一般的です。

役職のない一般警備員が年収230万円として、副隊長であれば250万円以上、隊長になると300万円以上が目安です。役職があがることで年収に10万円単位で差が出ると捉えておきましょう

役職登用にも繋がる!警備員が収入を増やすポイント

警備員が収入を増やすための2つのポイントをご紹介します。役職登用にもつながる方法ですのでぜひ取り組んでみてください。

勤務時間・勤続年数を増やす

1つ目は勤務時間を増やし、かつ勤続年数を増やすことです。アルバイトは時給ですので、働く時間に比例して収入は増えます。同じく正社員も残業をするなど働く時間を増やすことで収入がアップしていきます。さらに正社員の場合は、勤続年数が増えることで基本給なども上がり、退職金などの手当ても期待できるでしょう。

アルバイトであっても真面目に働いていれば、目をかけてもらい、正社員登用への声がかかることも少なくありません。正社員も難しい仕事にチャンレンジするなど積極的な姿勢を見せることで役員登用のチャンスが増えてくるでしょう

資格を取る

2つ目は資格を取ることです。警備員に関する資格は実に17種類もあります。たとえば、施設警備業務検定・交通誘導警備業務検定・貴重品運搬警備業務など業種ごとに多種多様です。

また資格を持っていないと受注できない契約もあるので、資格を持っていることで仕事を増やしてもらえ収入増につながることも少なくありません。仕事が増え資格手当ももらえることもあります。

資格の中には教育する側になる警備員指導教育責任者という資格もあり、役員登用の近道だといわれます。

まとめ

警備会社にも役職制度を導入している会社は多くあります。また警備員にも17種類もの資格があり、それには3つの国家資格も含まれます。これらを取得することで資格手当や役員登用で収入を増やすきっかけになるでしょう。どうせなら役員登用を目標に、勤務時間を増やすことからはじめてみませんか。

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