病院の施設警備員はキツイ?あなたに向いているかチェックしよう

病院警備の仕事は、病院だからこそ必要な業務もあり、きついと思われがちです。しかし、実際は未経験でも安心して務まる仕事でもあるのです。
今回は、病院の施設警備員が行っている仕事内容や、病院警備に向いている人の特徴を紹介します。

病院の施設警備員とは?どんな仕事内容なの?

病院の施設警備員は、病院の警備を行い、病院の安全や人々の安心を守る役割を担っています。しかし、「警備」とひとことでいっても、警備員が担当している業務は多岐にわたります。実際には、どんな仕事を行っているのでしょうか。

基本の施設警備業務

基本的な仕事内容は
・院内の巡回
・人や車両の出入りをチェックする
・開閉館業務や鍵の受け渡し
・防犯カメラのモニターを監視する
・落とし物の対応
・駐車場管理

を行います。メインの仕事は、巡回業務や監視業務です。

病院ならではの業務

基本的な警備の業務以外にも、緊急車両の誘導や、来院者の案内を行うことも病院の施設警備員の仕事です。
外線から連絡があった際には、内線で病院内へ諸連絡を行います。例えば、急患が入ると救急救命士から連絡が入りますが、その内容を受け取って、医師や看護師に正確に伝えなければなりません。

来院者が目的の場所にスムーズにたどり着くための役割から、患者を素早く治療へ導くためのサポートまでが、病院の施設警備員の大事な役割なのです。

病院の施設警備はキツイ?

「病院警備はきつい仕事なのでは?」と思っている方もいるでしょう。ハードな力仕事はなさそうですが、その実態はどうなのでしょうか。

体力的な厳しさはそれほどでもない

病院の施設警備員は仕事がたくさんあって大変そうですが、体力的にはそこまで厳しくない場合が多いです。

病院によっては、館内で椅子に座って仕事する時間が多いなど、ほとんど座り仕事になる場合もあります。

また業務範囲が広いため、複数人で分業して仕事を行います。一人で全ての仕事をこなすというわけではありません。

もちろん昼食休憩もあり、夜勤のときには仮眠なども設けられています。休息できる時間がしっかり確保できるので、体力に自信がなくても問題はありません。

感染症対策はどうなっている?

この時期、気になるのが感染症対策ですよね。感染症対策がどこまで行き届いているかは、会社によって異なってきます。どんな対策をしているか知りたいときには、施設警備員の求人票を確認するのがおすすめです。中には、マスクやフェイスシールドの支給だけでなく、飛沫防止の仕切り設置、また警備員の感染症予防に努めてくれる警備会社もあります。

求人票を見ても分からない場合や、もっと詳しく知りたいという方は面接の際に聞いてみるのがよいでしょう。

病院警備に向いているのはどんな人

病院の施設警備員の仕事には、体力的な厳しさがそれほどなく、病院によって働きやすい環境づくりができていることがわかりました。

しかし、病院警備は決して楽な仕事ではありません。時にはスピード感や臨機応変な判断が求められたりすることもあるからです。
実際には、どんな人が病院警備に向いているのでしょうか?次にそれを紹介していきます。

人の役に立つ仕事がしたい人

人の役に立つことに達成感や充足感を持てる方には、向いているといえるでしょう。

病院警備は、病院の安全や一般市民を守り、地域に貢献しているという実感が湧きやすい仕事です。

また医療スタッフを陰で支えたり、患者さんの役に立ったりすることができます。

コミュニケーションをとることが好きな人

前に紹介したとおり、病院内での諸連絡を行う仕事も担っています。外来患者や面会者対応、電話対応、看護師や医師への取次など、人とのやり取りが多く求められる仕事です。

そのため、人と話すことが好きな方や、接客経験がある方には向いているといえます。

責任感がある人

病院警備には、患者や医療スタッフを陰で支える役割があります。仕事に必要な知識を勉強したり、同僚たちと協力しあったりして、その大きな責任を担っていく必要があります。

その仕事の重要さを自覚し、病院の安全を守りたいと強く思える人には向いているといえるでしょう。

未経験者でも応募可能

「病院や医療に関する知識がないと、病院警備の仕事が務まらないのでは?」と不安になっている方も、心配する必要はありません。

入社後に研修があったり、現場でも先輩がフォローしてくれたりするので、未経験や無資格という方でも就職することができます。

また、警備に必要な資格も入社後に取得すれば問題はありません。その資格取得のために必要な費用も負担してくれる会社が多いため、出費の心配はほとんどないでしょう。

まとめ

今回は病院の施設警備員の仕事内容と、向いている人について紹介しました。病院警備の仕事はきついと思われがちですが、実際には制度や福利厚生が整っていて、働きやすい環境づくりがされています。人と関わることが好きで、責任感の強い方なら向いている仕事といえるでしょう。未経験でも就職することができるため、少しでも気になった方はぜひ求人をチェックしてみましょう。

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