施設警備員の給料事情とは?年収アップの方法と今注目の上場企業をご紹介!

施設警備でも外で働くって本当?

「施設警備」と聞くと、多くの人がオフィスビルや商業施設、空港などの公共施設の屋内にいる警備員を思い浮かべるのではないでしょうか。

しかし、施設警備というのは屋内の警備に限った話ではありません。 遊園地公園神社などの野外施設で働く施設警備員もいます。
彼らは主に、来場者への案内や車両の誘導、敷地内外の巡回業務を行っています。 季節やイベントによって忙しくなるのも特徴です。

例えば年末年始の神社は、普段より多くの来場客が見込まれます。
混乱やトラブルが起きやすくなるので、忙しくなったり、増員が募集されることもあります。

施設警備って稼げるの?

警備は稼げないって聞くけど実際どうなんだろう?

今より収入をアップさせる方法ってないのかな?

給与や年収に関して、こんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

政府が職業別に給与の平均を調査した「賃金構造基本統計調査」(令和元年データ)によると、警備会社(企業規模10人以上)の所定内給与額は208.3(千円)、定期給与は248.6(千円)、年間賞与その他特別給与額は283.2(千円)であることが分かりました。

よって、平均年収は300万円前後と言えるでしょう。

この数字は、正社員だけでなく派遣社員や契約社員を含んだ全国平均なので、 実際には、規模、地域、雇用形態などによって差が大きく、例えば関東では平均より高い年収が期待されるため、年収400万円・500万円を超えるケースも耳にします。

警備員は警備業法という法律によって雇用条件が守られています。
業務上危険にさらされることもある仕事なので、各種保険をはじめとした福利厚生を整えている安定した条件の元で働くことができます。
また、施設警備の仕事は夜間勤務当直勤務もあり、その場合は手当が支給されるため年収がアップします。

一般的にサラリーマンの平均年収は400万円台と言われることが多いので、それと比較すると警備員の年収は若干低いように思えます。
しかし、年収が低いというイメージがついている施設警備の仕事でも、給料を上げていくための方法がないわけではありません。

収入をアップさせる方法とは?

では、具体的にどうすれば年収はアップするのでしょうか。
年収を上げる方法について説明していきたいと思います。

資格を取得する

警備員で働くうえで給料を増やす方法として、資格を取得するという方法があります。
施設警備の資格は、主に3種の神器と呼ばれる、防災センター要員上級救命講習自衛消防技術認定のほか、国家資格に該当する施設警備業務検定、他にも警備員の教育をできる警備員指導教育責任者もあります。

警備業法によっては、国家資格を持っていなければ担当できない業務や、有資格者の配置が義務付けられている現場があることから、会社から重宝されるなど、必然的に有資格者の待遇は良くなります。

また、資格を所有している状態で転職活動を行えば、面接でアピールできますし、基本給のベースが少し高いところからスタートする場合もあります。

警備員になることに特別な資格は不要ですが、これらの資格を取得することで業務の幅が広がるだけでなく、手当がつく場合もあるので、会社によっては大幅な収入アップも見込めるでしょう。

正社員になる

アルバイトや契約社員なら正社員になるなどして雇用形態を変えたり、より大きな規模の企業へと勤め先を変えるなどして、収入アップを目指す方法です。

「賃金構造基本統計調査」(平成30年度データ)によりますと、
勤続年数44年で算出したところ、非正規雇用と正社員サラリーマンの生涯年収の差は5850万円になるといわれています。

生涯年収が多くても手取りがどのくらいになるのかが重要ですが、 控除額を差し引いても非正規雇用と比べて正社員の方が稼げるのが事実です。

正社員に就職すれば月々の給料が安定するのはもちろん、賞与や昇給・昇格で年々収入もアップし、老後に受け取れる年金も非正規雇用に比べて遥かに多く受け取れます。

そして、フリーターと正社員の違いは金銭面だけではありません。
給与や福利厚生以外にも「雇用の安定性」「転職のしやすさ」「社会的信用」でも大きく差があるのが実情なのです。

今後の人生を考えても、一定の収入を継続的に確保できる正社員への就職がオススメです。
そして、警備業務の実務経験を積みながら資格を取得すれば、リーダーなどにキャリアアップでき、さらなる収入アップが見込めるでしょう。

大手の警備会社で働く

給料が高いのはもちろん、手当や福利厚生が充実しているなど、条件が良い会社で働くのも年収アップさせるための方法です。
他業種でもそうですが、大手であればあるほど給与が高額にある傾向があります。

賃金構造基本統計調査によると、事業規模が10~99人の警備会社の平均年収は233万円です。それに対して、1,000人以上の警備会では、平均年収が346万円となっています。
年代別では大きな変動はありませんが、会社の規模が大きいほど得られる年収は大きい傾向にあります。

施設警備の仕事で年収を上げたいと考えるならば、大手の警備会社など、待遇や仕事内容がしっかりとした警備会社への転職を検討してみましょう。

施設警備メモ

施設警備は交通誘導などに比べ、場所と時間、必要な人数がはっきりしている為、季節や天候、曜日などによって大きく勤務時間が左右されるということがありません。 そのため、一度職場に就いたら長く安定して働くことができます。

交通誘導の場合は、需要がある季節が固まっているため、体力に自信がある方なら稼げるだけ稼ぐ、という働き方ができる分、給与は時間や日数で大きく変わってしまいます。
施設警備は身体に大きな負担もなく、決まった時間を安定して勤務できるので、比較的安定した仕事であるといえます。

上場している警備会社一覧(11社)

  • 株式会社アール・エス・シー
  • 綜合警備保障株式会社
  • トラストホールディングス株式会社
  • セコム上信越株式会社
  • 株式会社トスネット
  • 共栄セキュリティーサービス株式会社
  • 東洋テック株式会社
  • セコム株式会社
  • 株式会社白青舎
  • セントラル警備保障株式会社
  • イオンディライト株式会社

高い信頼と安定性/株式会社アール・エス・シー紹介【JASDAQ上場企業】

事業内容

JASDAQ上場企業である株式会社アール・エス・シーは、1971年(昭和46年)9月10日に設立された会社で、警備保障や受付、清掃・設備といった総合ビルメンテナンスから、人材派遣、介護事業など多岐に渡るサービスを展開している会社です。
警備部門では、施設警備を主軸としており、 官公庁や都内・首都圏の大手企業のオフィスビルを始め、店舗、ホテル、病院等各種建物に対する警備保障を行っています。

RSCクオリティの警備事業

創立以来、アール・エス・シーが行ってきたのが常駐警備です。
高度な教育を受けたスタッフが、常にお客様のもとで警備業務にあたっています。

警備員は、そのビルの空間に精通したプロとして信頼にお応えし、オーナーと深いコミュニケーションを築くことができます。
加えて警備員は設備管理関係の資格も保有するなど高い能力を持っており、警備のみならず施設管理も行えるというメリットもあります。

また、現在アール・エス・シーでは、清掃業務や設備管理業務も含め、区域ごとに担当事業所を決めて対処する「センタ制度」を敷いており、コストの低減と顧客密着度の強化により、満足度の高いサービスをお届けしています。

アール・エス・シーの魅力

安定の収入と安心の待遇

給与は警備業界では珍しい月給制を導入しており、例え休日祝日が多くても月のお給料は固定なので、無理なく得られる安定の収入をご用意しています。
他にも、社会保険完備や有給消化推進など、働く皆さんの生活を守るために常に条件の見直し等も徹底しています。

年収例:スタッフAさんの場合

年収360万円(入社3年目/月給30万円)

ミドル世代が多数在籍中

社員同士の交流も活発で仲が良い当社では、18歳~54歳までの幅広い世代が在籍しています。
現在活躍しているスタッフのほとんどが未経験から始めて、長期で活躍しています。
幅広い世代をサポートするための事前研修はもちろん、現場でのOJTなど、安心してお仕事ができるフォロー体制も万全なので、施設警備が初めていう方も大歓迎です。

先輩社員の声(警備入社3年目)

現在、人気複合施設で勤務しています。
勤務前後や休憩時間に買い物や美味しいご飯が楽しめますし、設備も整っていてとても働きやすいです。

勤務時間が長いのが少し不安でしたが、休憩と仮眠がしっかり取れるので全然大丈夫でした。 むしろ、自分は早起きが苦手なので、仕事で仮眠を取って次の日朝早くから時間が使えるのが嬉しいです(笑)

会社からのメッセージ

従業員数1520名のJASDAC上場企業ならではの安定基盤のもと、国内トップクラスの実績を誇る株式会社アール・エス・シー。
給与面や待遇面、勤務環境など、「無理なく」「安定して」「長く」働ける環境を整えています。さらに、スタッフが自由に利用できる保養所(山中湖、草津)もご用意しています。

異業種、未経験から警備員へ挑戦したいという方も大歓迎!
人々の安心と安全を守るというやりがいのある仕事にぜひ挑戦してみませんか? 警備の仕事に不安があるという方、まずはざっくばらんにお話に来てください。

まとめ

施設警備はビルや商業施設などの屋内警備というイメージがありますが、遊園地や神社など屋外での車両誘導や巡回業務も行います。こういった現場は季節によっては繁忙期もあります。

施設警備員の平均年収は300万円前後と言われており、一般的なサラリーマンの平均年収に比べると低いです。しかし、資格を取ったり、正社員になることで警備員は年収を上げることが可能になります。努力が結果に結びつきやすいとも言えるでしょう。また、会社の規模と平均年収は比例する傾向にあるので、大手の警備会社に就職するという手段もあります。

株式会社アール・エス・シーは、警備だけに限らない総合ビルメンテナンスや、人材派遣を行っている上場企業です。創設以来続けてきた施設警備に精通しており、時代の流れに柔軟に対応しながら、常にお客様のニーズに応え続けてきました。
社会保険完備は勿論のこと、未経験者をフォローする研修やOJT制度、有給消化や保養所など、スタッフにとっても非常に働きやすい環境です。ミドル世代の方々も多く活躍してくださっています。

国内トップクラスの事績を誇る【JASDAQ上場企業】ならではの安定基盤のもと、安心の環境で、新しい仕事を始めませんか?

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