交通誘導で警備員が使う合図と道具

警備員が交通誘導業務を行う際には、様々な道具や合図を用いて車や歩行者を誘導します。

そんな道具や合図についてご紹介します。

警備員が交通誘導で使う道具とは?

警備員が交通誘導で使う、「警笛」「白手」「誘導灯」「手旗」の4種類の道具について説明していきます。

警笛

警笛とは、車両を誘導する際に使用する笛のことです。

基本的に使用する相手は車両に限られ、緊急の場合を除き歩行者に対して警笛を使うことはありません。

歩行者に対しては口頭で誘導します。

警笛は、モールと呼ばれる肩にかけている紐の先に常につけておくのがベストでしょう。

必要なときにすぐに取り出せるようにするためです。

白手

白手とは、白い手袋のことです。軍手などとは異なり、つるりとしたきれいな白色をしている手袋で、作業のために使うのではなく誘導する手を目立たせるために使用します。

きれいな白手をしていることで、誘導の合図がよりはっきりと見えるのです。

誘導灯

誘導灯とは、棒状の光る棒で、点灯したり点滅させたりすることで車両などを誘導します。

手旗では見えにくいところに立ち、誘導灯を右手と左手に持ち替えながら、誘導を行います。

手旗

手旗とは、赤と白の旗のことです。基本的に左手に赤の旗、右手に白の旗を持ち、赤の旗が停止、白の旗が進行という意味を持っています。

警備員が使用する合図とは?

警備員は交通誘導を行う際に、手旗などの道具を使いながら決められた合図を行い、車両や歩行者を誘導します。

その中でも、手旗を使う合図は「停止」「進行」「幅寄せ」「徐行」「後進」の5種類です。

白手や誘導灯を使って誘導する場合も、手旗と同じ合図方法で誘導を行うため、最も使われる合図の方法といえるでしょう。

中でも最もよく使われる「停止」「進行」の合図と、注意が必要な「徐行」の合図について説明していきます。

停止の合図

停止の合図には2種類あり、白旗を下におろした状態で赤旗を上げ30cm幅に横に振る方法と、赤旗を肩の高さまで体の横で水平に上げる方法の2種類あります。

進行の合図

進行の合図には、4種類の合図方法があります。

  • 白旗を下げている状態で赤旗を体の前で肩よりも少し上に上げる方法
  • 白旗を体の横に水平に上げている状態で赤旗を体の前で肩よりも少し上に上げる方法
  • 赤旗は下げ白旗は体の横に水平に上げる方法
  • 赤旗を下げ白旗を斜め下に下げる方法

徐行の合図

誘導灯等がない場合は、車両の進行方向に対して平行に立ち、手の甲を上にして腕を肩の高さで保ちます。この時、中指人・差し指を伸ばして、他の指は握った状態で上下に振ります。

警笛は上下に合わせて短く吹鳴します。

誘導灯や手旗がある場合は上記と同体勢で、手首のスナップを使って上下に振ります。

一般的には、手を腰のあたりで下に向け「おさえて、おさえて」とする合図方法も使われることがあります。

まとめ

このように警備員が使用する道具や合図には様々な種類があります。

これから警備員になる方は基本の合図と道具から覚えていくといいでしょう。